ベッカライ・ブロートツァイト@つくば市でドイツパン購入

2017年9月午後、茨城県つくば市のパン屋「ベッカライ・ブロートツァイト」に行ってきました。

お店は、つくば駅から徒歩20分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横の駐車場の中に数台分あります。

日曜日の16時ごろの訪問でしたので、当然ながらほとんどのパンが売り切れでした。
そんな中、奇跡的に残っていた2種類のパンを買ってきました。

バウワン ブロート 360円 3.4

カンパーニュのような形のパンですが、ドイツパンらしくライ麦が配合されているので黒いです。ライ麦20%、スペルト小麦10%、小麦全粒粉10%配合らしいです。
北ドイツでは昔の品種では小麦が育ちにくかったので、このようなライ麦の比率が高いパンがメインだったそうです。普段日本で口にするライ麦パンとは比較にならないくらいライ麦比率が高いようで黒い色をしています。

見た目も去さることながら味が超個性的で、グルテンを持たないライ麦に粘りを出させて膨らませるために、サワー種というライ麦と水で発酵させた菌床を使うらしいのですが、乳酸発酵などにより超酸っぱくなるのです。もうパンをかじった瞬間ビックリするくらいの酸味を感じますからね。これは好き嫌いが別れますね。

周りの皮は硬くフランスパンのようですが、中は意外とふんわりしっとりしているのが面白いです。
大半は小麦粉ですからモッチリした弾力というかコシがある感じなので、グルテン満天な感じの小麦系の食感です。黒い以外は強烈なライ麦感はありません。

しかし、やはり結構な酸味がありますね。今回はじめて本格的なドイツパンを食べましたが、あまりに個性的なのでビックリです。
ライ麦比率が高く酸味の強いパンは薄く切ってバターなんかを塗って食べるんだとか。
薄く切ってハムとか野菜を挟んでサンドにしたら美味いだろうなと感じました。実際店頭ではサンドも注文できます。

バイツェンフォルコン ブロート 1/2 500円 3.4

食パンのような形のパンですが、これはドイツパンですのでライ麦が配合されているのかな。
しかし、バイツェンが小麦、フォルコンが全粒粉?、ブロートが大きめなドイツパンらしいので、全粒粉の小麦のパンなのかな?甘皮まで挽いているので黒いのだろうか。

噛みしめるとギュッギュッという感じの、穀物の甘皮を噛んでいるような歯ごたえがあります。こういう食感割りと好きです。

全粒粉で甘皮が多いとグルテン不足になるそうで、こちらにもサワー種が使われています。
色的にライ麦も配合されているのかもね。食感的にもこちらのほうがモチモチしないポソポソした食パンといった感じでグルテンレスな印象でした。

しかしなあ、どうにもこうにもこの酸味は好みじゃない。塊で買ってきて家でそのまま食べるよりも、店頭でサンドにしてもらった方が美味かっただろうな。

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