シニフィアン シニフィエ 日本橋タカシマヤ店でパン購入
2017年9月午後、東京都中央区のパン屋「シニフィアン シニフィエ 日本橋タカシマヤ店」に行ってきました。
お店は、日本橋駅から徒歩3分、東京駅八重洲口から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、高島屋のものが使えるのかな?
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おすすめセット 1080円 3.7
ショーケースを見て何が驚いたかって、そのお値段の高さです。これほど高価なパンははじめてみました。1人で食べ切れてしまうような手のひらサイズのカンパーニュが平気で1000円2000円するのです。
こりゃいつものように何種類か買って食べてみるのはハードルが高いなと思っていたところ、何種類かのパンを少しづつ詰め合わせたセットがあるではありませんか。
初めてでどれが美味いのかよく分からなかったので、とりあえずこのセットを購入しました。
このおためしセットも詰め合わせ内容別に3種類くらいありました。
パン ド カンパーニュ 3.5
詰め合わせ内容の体積の大半を占めるのがパン ド カンパーニュです。これでも1/4サイズなんですね。これで堆積をとっているので、1000円のお試しセットが決して高く感じません。
ライ麦10%を配合したカンパーニュだそうで、あまり黒さはなくほどよい小麦の風味です。
そのためしっとりフワモチ食感で、パサパサした感じが全くありません。
ライ麦10%にしてはサワー種を使って膨らませたかのようなほのかな酸味があります。ただガチの北ドイツパンみたいに強烈な酸味があるわけではありませんので、美味しく食べられました。
大きな特徴はありませんが、フワフワに柔らかでモチモチの食感が非常に良いです。
40時間発酵バゲット 3.5
国産小麦を使い11度で40時間発酵させたバゲットだそうです。
普通より細めで小さなバゲットです。
味的にはどうなんだろう、トーストしてから頂きましたが小麦の香りをしっかり感じる美味しいバゲットだなという感じはしましたが、何か特別感のようなものまでは感じませんでした。
コンプレ シャルム 3.5
小麦粉やライ麦粉だけではなく、高野豆腐やゴマもたっぷり生地に練り込まれたパン?です。
ひとくち食べた瞬間にポロッと崩れて、まるでオカラでも練り込んであるかのような食感でした。なるほどこれは高野豆腐の食感か。ポロポロした高野豆腐の食感と、ゴマのプチプチした食感でパンらしからぬ噛みごたえで非常に珍しいです。
また、胡麻の風味が際立つ味わいになっています。
パン オリーブ 3.9
オリーブのマリネが入ったバゲットのような形状のパンです。
ただしハード系のパンでありながら全く硬さは無く、皮も比較的やわらかです。
中はもうそれは柔らかというレベルではなく、むしろモチモチですらあります。
こんなモッチモチな生地のパンがあるのかというほどのレベルで驚きの美味です。
原材料にジャガイモとありましたが馬鈴薯澱粉の成せる技か!ニョッキみたいな感じかな。
味的にもオリーブ漬けの風味が程よく生地に染み出して、それはもう美味いのなんの。
パン オ ヴァン 3.9
まず見た目から圧倒的なインパクトを受けるパンです。見た瞬間にこれは意識高そうでかつ美味そうだと思いましたが、値段高すぎで塊で買う気にならず。薄い一切れですがセットに入っていてよかった。
食べてまず驚くのが赤ワインを使っている生地がモッチモチなこと。パンオリーブ同様に生地のモチモチさに感銘を受けます。
それにしても、マカダミアナッツ、カシューナッツ、ピスタチオ、アーモンド、クルミと何種類のナッツ類が散りばめられているのでしょうか。見た目にも美しく食感の違いも面白いのです。
フルーツ類もイチジクとクランベリーが入っています。特にたっぷり使われたイチジクは、濃い酸味と甘味と種のプチプチ感で全体の味のアクセントになっています。
大人な味でありながら食べやすく、お洒落で意識高そうな見た目と味ながら、しっかり美味しくまとまっているのは流石です。
以上の内容でした。体積の殆どがプレーンなカンパーニュとバゲットでしたので、強烈なインパクトはありませんでしたが、創作系のパンのクオリティの高さにシニフィアン シニフィエの実力を見ました。
これは変わった感じの創作系のパンを購入したほうが良さそうですね。
シニフィアン シニフィエ 日本橋タカシマヤ店 店舗情報
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