あそらの茶屋@伊勢神宮 外宮門前で「御饌の朝かゆ」

2017年11月朝、三重県伊勢市の伊勢神宮外宮門前の「あそらの茶屋」に行ってきました。

お店は、伊勢市駅から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、お店の裏にあります。

御饌の朝かゆ 1200円 3.5

7時半から9時半の朝食タイムは朝粥がいただけるお店です。周辺で早朝から開いている店はないので貴重ですね。
いろいろな種類の朝粥がありますが、基本となるのがこの御饌の朝かゆです。
一番基本の朝粥ですが、別皿で付く粥の具以外は共通なのでこれで十分だったりします。

基本となるお粥と、食前酒のノンアルコールの梅酒、季節の小鉢、温泉卵、せきや厳選珍味、もずく酢、地の干物、赤だし、香の物、ぜんざい、と豪華な内容のお膳となっています。
朝食に1200円は高めですが、内容を考えればお得感があります。

メインのお粥ですが別添えのタレを入れて味を調整しながら頂きます。
この御饌の朝粥、あわびの朝粥、サザエの朝粥が秘伝のタレで、鯛の朝粥が鯛のタレ、伊勢海老の朝粥は伊勢海老のタレとなります。
非常に上品な出汁の醤油ダレで、粥に溶いて食べると非常に薄味で上品な味わいです。
スッキリクリアな上品でほんのりな和の出汁で、何だろうアワビとかの出汁なのだろうか。
物凄くお上品で上質なおかゆという感じで大変美味でした。

タレはお代わりできるので味の調整は自由自在。
おかゆもお代わりできると言っていた気がするのですが気のせい??

しかし、おかゆだけではなく小鉢なども非常に上質で味が良いのが好印象です。
小鉢の煮物はがんもどきと野菜で、和の出汁がギュッと染み込んでいて美味い!
温泉卵もプルプルで良い出来です。もずく酢もサッパリフレッシュで良い味わい!
地の干物はシシャモみたいな小魚で、これはまあ普通かな。

珍味は、子持ち昆布を甘辛醤油味で煮たもの、ホタテを松前漬けにしたようなもの、椎茸をごはんですよで和えたものの3種類でどれも非常に味が良いです。

鯛の朝かゆ 1600円 3.4

こちらは鯛の方ですね。見ての通りタレが異なる以外全く同じ内容です。
タレは鯛の風味が入った少しとろっとしたもので、溶かすと鯛の風味を感じる粥になります。
これはこれで美味しいけど、基本の秘伝のタレのほうが個人的には好きです。

御饌の粥との最大の違いはこの別皿で付く具なのです。鯛の刺身が3切れとネギです。
熱い粥に入れると表面に少し熱が入り良い感じです。
まあでも、コスパもそうですが、基本の御饌の粥が一番美味しい気がする。

あわびの朝かゆ 2000円 3.4

こちらはアワビの方ですね。
こちらに至ってはタレも御饌と同じなので、内容全く同じなのです。

唯一の違いは、別皿でアワビが付くことですね。
かなり小ぶりのアワビとはいえ、800円プラスで丸ごとアワビが付くのは凄いね。
殻にスライスされたものが入っていたので生かと思いましたが、クニャッと柔らかい食感で煮アワビのようでした。
アワビって硬くて美味しくないイメージでしたが、こんなに柔らかくなるんだ。

まあしかし、特別美味いものでもないので、別に無くてもいいかなという感じ。
味も御饌の朝粥と全く同じだし、やっぱり御饌が一番満足感高いです。

あそらの茶屋 店舗情報

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