「ロートンヌ 立川伊勢丹店」でケーキを購入しました
2017年11月夕方、東京都立川市の洋菓子屋「ロートンヌ 立川伊勢丹店」に行ってきました。
お店は、立川駅から徒歩1分ほどの立川伊勢丹の地下1階です。
駐車場は、伊勢丹の駐車場が使えます。
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和栗のモンブラン 681円 3.5
数量限定と書かれていてついつい買ってしまった。新栗の季節には少し遅いかな。
メレンゲを焼いたような土台の上にホイップを絞って、その周囲に栗のペーストを絞って円錐状に仕上げてあります。割りとオーソドックスなスタイルのモンブランですね。
味の要の栗のペーストは、割りと和栗そのものの味を活かしている感じです。
余計な混ぜ物は最小限にしている感じで、割りとねっとり重めです。
先日食べた栗そのものの朱雀と比べると全然ライトですが。
甘さも控えめですが、変に控えめ過ぎず、それなりにしっかり甘みを感じるレベルにはなっています。
和栗の風味を活かしたモンブランで美味いですが、あまり際立った驚きはないような気がしました。値段もかなり高いので、もう少し驚きが欲しかった。
フレズノ 380円 3.8
シロップが染み込んで柔らかくなったビスキュイの様な土台の上に、少し洋酒が効いたココナツ風味のムースが乗り、その上にまたしっとりしたビスキュイのような層が乗り、苺のムースが乗り、上部は苺のゼリーで閉じられています。上にはストロベリーとラズベリーが飾られています。
ビジュアルも美しいですが、味もまた格別で、ココナツの方のムースはココナツ感がドギツくなく仄かで、うっすら洋酒も効いた淡い味わいです。
苺の方のムースがまた素晴らしく、苺の風味を活かした甘さ控えめな素朴な味で、苺の甘味酸味そのものの味がします。かと思うと上のゼリーは濃いパンチのあるイチゴ味で非常に甘みが強いのです。この味のコントラストがまた素晴らしいです。
ムースを仕切る、ビスキュイのような生地も、片方は小麦粉でもう片方はアーモンドパウダーを使ったような風味の違いがあり凝ってますね。
各部をそれぞれ味わっても、全部一体として味わっても味のバランスが良く、素晴らしいです。
2018年2月午後、ロートンヌ 立川伊勢丹店に再び行ってきました。
また2つ買ってきましたが、図らずとも似たような構成になってしまった。
モンブラン 324円 3.5
メレンゲを焼いたような軽い口当たりのサクッとした土台の上にホイップクリームが盛られ、表面に栗のペーストが絞られているよくある構成のモンブランです。
ホイップは相変わらずベタッとしすぎずライトな感じで爽やかで良いです。
メインの栗のペーストの方は前回食べた和栗のモンブランよりも随分ライトで、栗のペーストとホイップクリームを混ぜたような、柔らかで栗感が薄まったもので食べやすいです。濃い栗感も味わい深いですが、やっぱりこのくらいライトでスッキリとした栗ペーストのほうがモンブランとして美味しい気がします。
ちなみにホイップの中心部分にも栗のペーストが入っていましたが、こちらは外側のものよりネットリ寄りで、洋酒も効いていてアクセントになっていました。
クラン 594円 3.7
下から、クランキーみたいなガリガリした食感のチョコの層、両面がラズベリーっぽいゼリー閉じになっているビスキュイ、ナッツ系のムース、ビターなチョコレートクリーム、ビスキュイ、ベリー系のムース、とかなり多段階の層が重なった一品です。
上のピンクのムースは一瞬前回買ったフレズノのいちごムースと同じなのかなと思いましたが、こっちのほうが甘酸っぱさがしっかりしていた気がします。前回のはもっと自然ないちごの風味だった気がする、気のせいかもしれんが。
見た目にお洒落で味も良いですね。爽やかで仄かな甘酸っぱさのベリー系のムースと、優しく淡い甘さのナッツ系のムースというタイプの違うムースをメインに、しっとりしたビスキュイ、滑らかでビターとザクザクで甘いという食感と味の違う強めのチョコの2層がアクセントにもなり、複雑な味わい。
それぞれの層ごとに味わっても、全部まとめて味わっても良い感じです。