ドゥ・スイーツ@ふじみ野市でサクサクのモンブラン

2017年11月午後、埼玉県ふじみ野市の洋菓子屋「ドゥ・スイーツ」に行ってきました。

お店は、ふじみ野駅から徒歩8分ほどの立地です。
駐車場は、お店の建物の裏の向かいにある駐車場の中に数台分あります。

モンブラン 518円 3.6

底がポットパイのようなパイ状の土台になっていて、その上にホイップクリームが盛られ、周りに渦巻状に栗のペーストが絞られ円錐の形状になっているよくあるモンブランです。

まずはセオリー通り主役の栗のペーストから食べていきますが、割りとねっとりとした重い舌触りで洋酒とバニラの風味が目立ちます。舌触りは重めですが脂分でベタッと重い感じはないので悪くはないです。ただ、栗の自然な風味よりはバニラや洋酒でドーピングされた風味なのであまり好みではないです。

その下地のホイップにしても、ミルクの風味に乏しく植物油脂みたいな風味で、あまり美味しくありません。どうもホイップなどクリーム類が美味しい店はレベルが高い店が多いので、この時点では微妙なのかなと思っていました。

ホイップの中心にはチョコクリームも入っているのね。このチョコクリームは割と濃厚系なのに後味爽やかでなかなか美味い!おまけにチョコクリームに刻まれた栗が入っていてシャレてる。

そして土台へと食べ進めていくわけですが、この土台の美味さにやられたね。分厚いしっとり系タルト生地のようなものの周りをパイ生地で包んだ2層構造なんだけどこれが美味いんだ。
中のタルト生地みたいなのはアーモンドパウダーとかで出来てるのかな。ちょっとそれ系の風味と全粒粉のようなギュッという噛みごたえがあります。完全にしっとり系ですが、香ばしさは周りのパイの担当なので問題なし。
周りを包むパイ生地は、何をどうやったらこんなにバリバリになるんだというほど、バリバリのハードは歯触りです。ハードと言ってもザクッと固いわけではなく軽快にバリバリしているのです。
この周りのパイのバリバリ感と、中のタルトっぽい生地のしっとり感のコントラストが最高!

モンブランと言いつつ、栗ペーストは完全に蚊帳の外で、土台が主役でした。

ドゥーブル 508円 3.4

評判のモンブラン目当てでしたが、おすすめと書かれていたこちらも購入してみました。
ブラウニーっぽいチョコレートの生地の上にチョコレートのムース、軽めのカスタードみたいなクリームと重ねられた3層のケーキでした。上にはオレンジピールとクルミが飾られていて、味と食感のアクセントになっています。

一番下の土台は焼かれた生地なんですが、スポンジではなくブラウニーっぽい密度の詰まった生地ですね。これまたギュッという全粒粉のような噛みごたえがあるのでアーモンド粉とか配合してるのかな。

真ん中のチョコレートのムースが主役なのでしょう。甘さ控えめでビターなチョコレートを使っていますね。濃いカカオの風味と苦味が引き立ちます。ムースなのでベッタリしないで口溶け爽やかなのがいいです。

その上のクリーム色の層は、チーズのムースとかなのかな?ベッタリしないでサッパリした薄味のカスタードという感じです。あんまり存在が目立たずビターなチョコレートムースをマイルドにしているくらいか。

なかなか洒落て、そこそこ洗練されたケーキなのですが、なんか個人的な好みにピタッと来る味じゃなかったかな。あくまで好みの問題ですが。

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