茗荷谷の和菓子屋「一幸庵」で「わらび餅」と「銀杏餅」
2017年11月夕方、茗荷谷の和菓子屋「一幸庵」に行ってきました。
お店は、茗荷谷駅から徒歩3分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
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わらび餅 410円 3.7
生菓子は5,6種類くらい並んでいましたが、夕方の訪問だったので2種類しか残っておらず、あるものを買ってきました。人気のわらび餅が残っていたのは幸いです。
割と良い値段しますが、普通の和菓子のサイズで、結構高級な和菓子ですね。
わらび餅というよりは水まんじゅうという感じで、薄いわらび餅の皮でこし餡を包んで、きな粉をまぶしてあります
わらび餅の部分は驚くほど柔らかで簡単に破れて中のこし餡が出てきます。馬鈴薯澱粉やタピオカ粉などで出来たスーパーのわらび餅とは訳が違う、フルフルの柔らかさです。
中のこし餡がこれまた素晴らしく、適度なザラつきがありながらとてつもなく滑らかな舌触りで、小豆の風味もシッカリで、甘さもなんとも言えない良い塩梅の控えめ加減で素晴らしい!
もうこの滑らかで上品なこし餡の美味さだけで、和菓子屋としてのレベルの高さが伺えます。
銀杏餅 410円 3.8
こちらは銀杏餅ですね。こちらも結構小ぶりなサイズの和菓子です。
もち米の粒を残した餅の中にこし餡が入った道明寺で、上に銀杏半分が3片乗っています。
銀杏は変な匂いやクセがなく、適度な固さに炊かれた豆のような味わいでした。
道明寺と一緒に食べてもアクセントとして良いですし、別々に食べても味わい深く美味かった。
というのも、主役の銀杏云々以前に、この道明寺自体が美味すぎるんですわ。
もち米を少し砕いて1粒を4分割したくらいの塩梅で粒を残した餅なので、舌ざわりも噛みごたえも抜群です。
もうなんとも言えない最高のモッチリ感で、こんな絶妙な弾力の餅あるのかというレベル。
ここに先程のわらび餅にも入っていた絶妙なこし餡が入っているわけですから、とんでもない美味さです。銀杏どうこうではなく、単純に漉し餡の入った餅として美味すぎでした。