池袋大勝軒 川越店@南古谷で特製もりそば&中華そば
2018年5月夜、南古谷のラーメン屋「池袋大勝軒 川越店」に行ってきました。
お店は、南古谷駅から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前と、道路を挟んで斜め向かいにあります。
この記事のもくじ
特製もりそば 800円 3.4
東池袋大勝軒系のお店ということで、もりそばにしました。そういや東池袋大勝軒系のお店ではいつも”もりそば”で”中華そば”食べたことないわ。
出てきた”もりそば”は、まさに東池袋大勝軒のものでした。
大きめの器に波々注がれたつけ汁は、シャバシャバの澄んだタイプ。
標準で350グラムある麺は、つけ麺の麺としては細めの中太よりやや太目の麺です。
見た目は完全に本店のものですが、果たしてお味は如何に・・・
シャバシャバの動物系のスープにほんのり魚介を効かせたものに、酸味と甘味を加えた東池袋大勝軒のつけ麺の味ですね。
昨今の濃厚つけ麺と比べるとラーメンのようにシャバシャバですが、まさに中華そばという感じのスープに酸味と甘味が加わることで絶妙な味わいになります。
まさに正道の東池袋大勝軒の”もりそば”の味ですが、甘みが少し強い印象でした。
酸味はほんのり程よい感じなんですが、甘みが強いのでやや味のバランスが悪いか。
酸味と甘味がほんのりとした感じで、その裏に中華そばのスープが顔を見せて魚介がほんのり来る感じが良いのですが、こちら川越店は少し甘味に振りすぎている気がします。
麺はつけ麺の麺としてはやや迫力に欠ける中太より少し太いくらいの麺ですが、つけ汁の特性を考えるにやはりこれがベストでしょう。
一見ソフト麺のようなややチープな色と質感に見えますが、柔らかながらもコシがありツルっとした舌触りで、このつけ汁に最高に合います。
まさに350グラムという感じのしっかりした量で、ボリューム感満点です!
上には海苔とチャーシューが乗っています。つけ汁にネギと卵と細メンマが入っています。
しかしチャーシューがしょっぱいわ!尋常じゃなくしょっぱい。これは完全に失敗作ですね。
つけ汁の方にも刻まれたチャーシューが入っていましたが、こちらも明らかにしょっぱすぎ。
つけ汁甘くてチャーシューがしょっぱすぎるので、最後の方は味が濃すぎてキツかった。
中華そば 770円 3.4
2018年10月午後、南古谷の「池袋大勝軒 川越店」に行ってきました。
今回は、中華そばの方にしてみました。そういえば東池袋大勝軒系のお店では、いつも看板メニューのもりそばにするから、中華そばを食べるのなにげに初めてだわ。
澄んだスープのあっさり系醤油ラーメンですね。まさに昔ながらの中華そばといった感じです。しかし、単純な鶏清湯のあっさり中華そばという感じではなく、魚介も効かせた重厚な味わいになっています。
ベースは鳥ガラ出汁かな。豚ガラも使っているかもしれない。あるいは水面の油膜がラードなのかも。
ベースとなるあっさり系の動物出汁に加えて、煮干しなどの魚介系も使ってあり、ダブルスープの複雑な味わいです。魚介は節とかも使っているのかもしれませんが、ニボ系が一番目立ちますね。かといってエグみがガツンと効いた感じでもなく優しい中華そばです。
中華そばの方は初めて食べましたが、もりそばに負けないくらい美味いですね。
やはりベースとなるスープがしっかりしているからこそ、ここに酸味甘味が入ったもりそばが美味いんですね。川越店はもりそばの甘みがキツすぎるので、中華そばのほうが好きかも。
麺は中太の麺で、もりそばと同じ麺なのかな。中華そばはもっと細麺でもいい気がしますが、これはこれで悪くない。結構麺量がありボリューム満点です。
具は、チャーシュー、メンマ、味玉、ネギ、海苔、ナルト、ほうれん草となかなか豪華です。
どれもそつなく美味い感じで、過不足なしです。
釜揚げつけ麺 800円 3.5
2019年2月夕方、南古谷の「池袋大勝軒 川越店」に行ってきました。
もりそばも中華そばも食べたので、今回は変わったメニューをいってみました。
釜揚げつけ麺ということで、もりそばの麺が釜揚げになったタイプだと思いますが、ほかの東池袋大勝軒ではあまり見かけないメニューな気がしますね。
出てきて予想通り、もりそばの麺が釜揚げになったタイプでしたが、でかい鉄鍋で出てきて予想以上の大迫力でした。300グラムの太麺が波々の湯に泳いでいるので大迫力!
つけ汁はもりそばと同じ、かなり甘みが強い、東池袋大勝軒の味ですね。
個人的にはつけ麺は絶対あつもりは無いなという感じなんですが、釜揚げはあつもり以上にアツアツなんで逆にありでした。
あつもりの嫌なのが、冷水で締められてコシがでるというつけ麺のメリットが皆無なので、これならラーメンでいいやんという点なのですが、釜揚げもあつもり同様に冷水で締められたコシはありません。
したがって食べ始めたときは、やはり普通のもりそばの方がいいなあという感じでしたが、食べ進めていくうちに釜揚げの魅力に魅せられました。
あつもり以上に超熱々がキープされるので、なんか冷たい麺とはまた違った味わいなのです。
あつもりみたいにぬるい中途半端じゃなくて熱々に振り切っているので違った魅力があります。
しかも、釜揚げの湯で薄まるからか、熱さからなのか、川越店のつけ汁の特徴である過剰な甘さが緩和されているような感じがして、もりそばよりも個人的には美味かったなと感じました。