金太郎@御殿場市で駿河蕎麦と刺身コンニャク

2018年9月昼、静岡県御殿場市の蕎麦屋「金太郎」に行ってきました。

お店は、御殿場駅から徒歩17分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横にあります。

天ざる 箱根 1425円 3.4

無難に天ざるを注文しました。
天ぷらが多い 天ざる 富士もありましたが、あまり多くても仕方ないので箱根にしました。

蕎麦は、普通の駿河蕎麦と、ひきぐるみの御厨蕎麦があり選べます。
今回は初めてなので普通の駿河の方にしておきました。
普通盛りですが、明らかに一般的な大盛り位の量がありボリューミー!

辛汁は、一般的なもので鰹出汁に甘みも入った醤油のカエシですが、結構味が濃い系ですね。
薬味はネギ山葵です。おろし生姜もあったけどこっちは天つゆ用かな。

さて肝心の蕎麦ですが、水を使わずに山芋で打ったという独特なものです。
以前箱根のはつ花 本店でも水を使わずに自然薯で打った蕎麦をいただきましたが、この辺りの地域の蕎麦の特徴なのだろうか。

その食感が非常に独特な、水ではなく山芋で打った蕎麦ですが、一口啜って受けた印象は噛みごたえではなく、むしろ香りの方のインパクトでした。

とろろで打っている蕎麦ということでどこか色物として捉えていたところがあるのですが、なんとびっくりするくらいに蕎麦の風味が強い。

そして山芋の風味までしっかりしているではありませんか。非常に濃いそばと山芋の香りの共演で、なんと風味豊かなことか。

肝心の食感の方は、箱根の自然薯そばの時と同じような、水で打った際のコシとは異なる、若干チープな印象のフワッとした要素の加わったコシですね。

これはこれで変わっていていいのですが、どちらが好きかと問われれば間違いなく普通の蕎麦の固めの噛みコシの方です。思わぬ風味の豊かさでなかなか美味しくいただきましたが、やはり普通の蕎麦のほうが好きだなあ。

こちらが天ぷらです。エビを始め、ピーマン、ナス、大葉など盛られていますが、これと言った印象はありませんでした。悪くないけど、まあ普通の和食レストランの天ぷらという感じです。
蕎麦の盛りが良いので小さい方の天ぷらで正解でした。

最後に蕎麦湯が出てきます。トロっと濃厚な感じではありませんが、かなり白濁していて飲みごたえあります。

刺身こんにゃく 454円 3.6

こちらはサイドメニューで美味いと評判の刺身コンニャクです。

評判のコンニャク店で食べても、所詮コンニャクはコンニャクという感じで、今まで特別美味いと感じたことはありませんでしたが、これは確かに特別感ありました。

コンニャクとしては結構ソフトな歯ざわりなんですが、それでありながら最後の最後のところで弾力があるという感じです。

しっかりブリンとした弾力があるのに非常に柔らかなこんにゃくという感じで、確かに刺身に最適なチューニングになっています。コンニャクで初めて感心したかも。

金太郎 店舗情報

食べログ → 金太郎

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