だるまや@川島町で呉汁&すったて
2015年1月昼、埼玉県川島町の「だるまや」に行ってきました。
お店は鉄道駅から遠く離れていて、車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の脇の砂利道を入っていくと、お店の斜め裏にあります。
店内は向かい合ったカウンター風のテーブル席と座敷があります。
こちらは座敷席です。
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ヒレカラセット 880円 3.3
うどん屋と聞いていたので、うどんを食べに来たつもりでしたが、揚物などの定食もあります。
うどんの名店というよりは、近くの人などに人気の定食屋といった感じですね。
定食にもうどんが付いてくるようなので、ヒレカラセットにしました。
うどんは冷たいものと温かいものが選べるので、冷たいものにしました。
+200円で、肉汁うどんや川島町の名物「すったて」に変更できるようですね。
5~10分ほどで出てきたヒレカラセットは、ヒレカツ一切れにカラアゲ3個、
たっぷりのキャベツと御飯がついたボリューム満点の内容です。
饂飩はハーフサイズくらいの、冷かけうどんですね。
唐揚げは特別な美味しさはありませんが、カラッと揚げたてで実に美味い。
ヒレカツも田舎の食堂のヒレカツといった感じで特別感はありませんが普通に美味しいです。
というか、揚物とごはんキャベツだけでお腹いっぱいです。
肝心のうどんは、コシがあるのに柔らか目の、もちゅっとした歯ざわりですね。
コリッとした固いコシでも、モッチリしたコシでもない、かなり柔らか目のうどんですが、
ふにゃふにゃのソフト麺ではなく、しっかりコシがあります。
私は、もう少し歯ごたえのあるうどんのほうが好みですが、これはこれでありです。
どのお店に入っても同じようなうどんでは、つまらないですからね。
夏になったら川島名物の「すったて」を食べてみたいなあ。
すったてにはこの柔らか目でコシのあるうどんが合いそうです。
メニューです。クリックで拡大します。
2016年5月昼、埼玉県川島町の「だるまや」に再び行ってきました。
トンカツセット 980円 + すったてに変更 200円 3.4
5月から始まる川島町名物の「すったて」を食べに来ましたが、相変わらず定食が気になる。
定食のミニうどんは+200円で「すったて」に変更できるので、とんかつセットにしました。
トンカツ、ご飯、漬物に、すったてが付いたボリューム満点の定食!
トンカツは薄めではあるもののなかなかのサイズで十分です。120~150g位かな。
それよりも後ろのサラダの盛りが豪快でボリューム満点!
千切りキャベツではなくレタス入りのサラダというところが面白い。
肉は適度に脂身もあるロース肉で、上質というわけではないものの非常に柔らかいです。
柔らか加工のような不自然な感じではないですが、ファミレス的な柔らかさではあります。
衣は細かめのパン粉で揚げてある家庭的なものですが、十分な美味さですね。
定食もあるうどん屋ですのでトンカツ専門店の味というわけにはいきませんが、
正直上質なトンカツを求めて気張らなければ、このくらいの美味さのトンカツで十分ですよね。
肝心のうどんは、シッカリしたコシのある良いうどんですよ。
豪快でワシワシした武蔵野うどんにしてはソフトなコシで、もちゅっとした歯ざわりですね。
今回もセットなのでハーフくらいの分量です。
そしてこれが「すったて」の汁です。
味噌仕立てで胡麻の風味も効いた汁に、大葉、みょうが、きゅうり等が入っています。
冷たい味噌と胡麻の汁はサッパリしていながら味わい深く、大葉やみょうがの風味が実にサッパリしています。キュウリの食感も楽しい。
夏の時期に最適なサッパリな味わいでありながら、しっかり美味く満足感のある饂飩ですね。
正直、武蔵野うどん定番の肉汁、きのこ汁よりも遥かに好きです。
2017年1月昼、埼玉県川島町の「だるまや」に再び行ってきました。
呉汁 1050円 3.4
今回は、11月から始まる川島町の冬の名物の「呉汁」を食べに来ました。
お値段は1000円少々で一人分の量の鉄鍋で出てきましたので、コスパは普通ですね。
漬物などは付かずに取り皿のみのシンプルなお膳です。
さて呉汁ですが、かなり具だくさんになっています。
サツマイモ、カボチャ、里芋、芋がら、ネギ、白菜、大根、人参、エノキ、椎茸、シメジ、カマボコで、真ん中に卵が落とされて半熟になっています。
具の種類が多いのが非常に魅力的ですね。量も一人前としては十分です。
鉄鍋は熱いので取り皿に取っていただきました。
スープは濃い味噌の風味がせずに、呉汁の最大の特徴でもある擦り潰した大豆の風味も弱いです。そのため上の方を取った1杯目は味噌仕立てではなく醤油仕立ての煮込みうどんかと思ったほどです。
下に行くに従って味噌的なスープになってきますが、それでも味噌感は控えめですね。
擦り潰した大豆も底の方にこそ少し溜まっていますが、川島町のお店で色々呉汁を食べ歩いてきた中で一番大豆が控えめでした。
その為非常にサッパリした優しい味の汁になっていますが、特徴的なのは肉味噌的なピリ辛の肉そぼろが乗っているのです。こいつを溶かして食べるとタンタン麺の肉味噌を溶かした時みたいに一気に味にパンチが出ます。
同じ呉汁でも店ごとにかなり特徴があって面白いですね。
すったてよりも店ごとの違いが大きいです。
さて、うどんですが、量的には思ったよりもボリュームが有りました。
太めの麺で、結構しっかり煮込まれていて柔らかくなっています。
コシはほぼ無くなっていて結構柔らかですね。
これまた他店の呉汁と比べても一番しっかり煮込まれたうどんです。
2021年1月昼、埼玉県川島町の「だるまや」に久々に行ってきました。
ひれカキセット 1150円 3.5
今回は、ヒレカキセットにしました。カキフライ2個とヒレカツ1個です。
せっかく冬季で牡蠣があるので、牡蠣フライにしようと思いましたが、牡蠣フライ3粒とヒレカキが同じ値段だったので、1個くらい肉が欲しいなとヒレカキにしました。
うどんは冷と温が選べますが、前に冷を食べたので、今回は温にしました。
3粒の牡蠣フライ定食で1000円超えとは立派な値段だと思っていたら、予想以上に大粒の牡蠣でした。しかも広島県産です。
左の2つにカットされたヒレカツと比べると、牡蠣フライの大きさがよく分かると思います。
一般的に見かけるサイズとしてはかなりのものですよ。
衣も厚くなくて、牡蠣の身の立派さが際立ちます。薄めの衣でサクッと揚がっていて、大変美味な牡蠣フライでした。
ヒレカツの方もそこそこ立派なもので、割と肉らしいしっかりした歯ごたえがありますが、次の瞬間スッと噛み切れる柔らかさです。
ヒレらしいさっぱりとした味わいながら、しっとりしていて良い感じです。
衣も薄めでサクッと仕上がっていて良いです。前は揚物こんなに美味かったかな。
キャベツもこんもり盛られていて素晴らしい!
今回は暖かいうどんにしましたが、これも予想以上に良かったですね。
個人的にはうどんは圧倒的に冷なのですが、まだ食べたことのない温にしてみるかとこちらにしたのですが、しっかり美味くて寒い冬には最高です。
温かいうどんの何が嫌って、くたくたになってコシが無くなってしまう点なのですが、こちらは温かいうどんでもコシがしっかり感じられました。
冷水で絞められたしっかりした噛みコシとはまた違うのですが、伸びコシを連想させるような柔らかな中にも弾力を感じるもので、温かいうどんとしてはかなり素晴らしいです。
汁も優しい味わいで、しっかりうどんの魅力を引き出していますね。
ネギと揚げ玉のシンプルな具材ですが、うどんを味わうにはシンプルイズベスト。
正月だからか、寿と書かれた扇形の洒落たかまぼこが乗っていました。
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