旬菜中華工房@坂戸市でランチ 麻婆豆腐セット
2020年8月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
お店は、北坂戸駅から徒歩17分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横にあります。
この記事のもくじ
ランチ 麻婆豆腐セット 1010円 3.7
ランチのセットには、旬菜餃子か鶏塩餃子が付いてきます。今回は鶏塩にしました。
2個と書いてあったので、おまけ程度かなと思っていましたが、出てきてビックリでかいんですね。かなりのジャンボ餃子ですよこれは!
鶏塩餃子は、塩とレモンでいただくようです。そのままでも薄い塩味がついていますがね。
皮はモチモチで、焼き目はパリパリ、中には餡がたっぷり詰まっていて美味いじゃないですか。
まず何といっても、皮のモチモチ感とパリパリ感のコントラストが素晴らしいですね。
焼き目のパリパリ感が、焼き過ぎて固くなった感じとは違って、上品なパリパリ感でGOOD!
中の餡も、鶏挽き肉と、キャベツなどの定番の野菜類で、美味いです。
噛んだ瞬間肉汁っぽいスープが溢れてきますからね。
鶏の旨みと野菜の甘味を、ほんのり薄味な塩気が引き立てます。
これ塩振らなくても、そのままで美味いね。
そしてメインが登場します。ご飯の盛りもなかなかよく、麻婆豆腐なんて1人前として多いくらい。餃子も付くし、これは非常にしっかりしたボリュームの定食ですね!
スープは、かなりの薄味で、昆布系の旨みと微かな塩気しか感じないくらいでした。
上品な味付けは大好きですが、これは些かやりすぎな気が。
ザーサイは、千切りにして担々麺のようにゴマペーストと辣油で和えて、揚げたワンタンの皮がかかっていました。単に美味くもないザーサイが出てくるよりも、創作系のこういったものの方が良いですね。
メインの麻婆豆腐ですが、本当にたっぷりです。ランチの1人前の量としては凄い!
見るからに本格的な四川風の味わいを予想させるビジュアルで、期待が高まります。
食べてみると、ほんのり花椒が香り本格的な四川風の味わいを感じますが、思ったよりすっきりな味わいですね。豆鼓の風味もしますが、味噌感は抑え目で醤を感じる感じ。
ゴリゴリに濃くて大味の四川風麻婆豆腐よりも上品に仕上がっているので、出汁感まで味わうことができました。
花椒も香り付けに上にかかっている程度で舌がビリビリしないし、辣油はしっかり張られているけど全然辛すぎることはなく、本当に上品で良い塩梅に仕上がっていて美味い!
2020年9月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
ランチ 季節のセット 1230円 3.5
今回は季節のセットにしました。今月は、牡蠣と豆腐の四川風土鍋仕立てでした。
まずは前回同様に餃子が先に出てきました。
今回は前回食べなかった方の旬彩餃子にしました。こちらはオーソドックスな餃子ですね。
しかし相変わらずデカイですね。すごい迫力です。
こちらは非常にオーソドックスな餡の入った餃子ですね。
粗めに切られたキャベツや肉など、おなじみのものがたっぷり詰まっています。
こちらも噛むと肉汁があふれてくるようなジューシーな餃子で、薄く味がついているのでそのままでも十分に美味いです。
皮は相変わらずモチモチで、焼き目はパリパリに仕上がっていて、美味い!
やっぱり餃子美味いよここの店。
餃子をいただいているうちに、メインの牡蠣と豆腐の四川風土鍋仕立てが出てきました。
土鍋でグツグツ煮立って出てきて熱々ですね。
定食内容は前回とほとんど同じですね。スープが卵スープになっていました。
鶏出汁の淡い塩味のスープで、非常に薄味ですね。
超上品な味わいですが、さすがにもうほんの少しだけ塩気が欲しいかな。
なんだか図らずとも前回の麻婆豆腐と似た感じのものになってしまいましたね。
豆鼓系の味わい中心の、辣油のない麻婆豆腐みたいな煮込みですね。
辣油が無い代わりに、鷹の爪の輪切りが多数入っているほか、ハバネロみたいな太った辛子が2個飾り付けられていますが、全体的に辛さはそれほどではないですね。食べやすいです。
大半が豆腐ですが、割と立派な粒の牡蠣も4つ入っていて、食べ応え十分です。
汁に牡蠣の旨みも滲み出ていますので、牡蠣の旨みが出た四川風の味わいで大変美味です。
2020年11月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
ランチ 担々麺セット 1012円 + 海鮮餃子に変更 198円 3.4
今回は、担々麺のセットにしました。麻婆豆腐が素晴らしかったので、担々麺にもかなり期待が高まります。
今回はまず担々麺の方から出てきました。
なんか見た目が凄くシンプルでやや殺風景な印象を受けました。
スープを飲んで予想していた感じとはずいぶん方向性が違いますね。
かなり優しい味というか、濃度薄めで上品な仕上がりになっていました。
個人的には、担々麺というと、ゴマペーストや場合によってはナッツ系のペーストがガッツリ効いている、粘度高めで濃厚なものを想像します。
麻婆豆腐でもそうでしたが、こちらのお店は上品なあっさり系の味わいみたいですね。
濃度薄めで上品な胡麻感の向こう側に出汁感が見えるものの、どうも濃厚さを犠牲にした見返りほどのものは感じませんでした。
肉味噌を溶くと少しだけパンチが増しますが、それでも優しい印象ですね。
肉味噌には花椒も入っていて、本格的に香りもしますが、やっぱり薄いなあ。
やっぱり個人的には濃厚な担々麺の方が好きかな。
餃子は、旬彩と鶏塩は食べたことがあるので、198円プラスで海鮮餃子に変更してみました。
結構なプラスになりますが、色々味わいたいですからね。
見た目は今までの餃子と同じ感じです。
相変わらず皮のモチモチカリ感は素晴らしく、最高ですね!
随分値段が違うけどどんなだろうと思っていましたが、なるほど豪華ですね。
海老、イカ、貝柱がゴロゴロ入っているではありませんか。
冷凍シーフードミックスみたいな、しょぼい海老イカ貝柱ではありませんよ。
大粒で食感も味もしっかりした、豪華な海鮮類が詰まっています。
なるほどこりゃ豪華だわ。魚介の具材一つ一つが凄くしっかりしている。
薄塩味が付いていて、海鮮の旨みとほのかな塩気でいただくと格別です。
2021年3月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
ランチ 甘酢煮セット 1111円 + 牛肉チーズ餃子に変更 198円 3.5
今回は甘酢煮にしました。
結構ご飯の盛りが良いですね。
スープは今回もたまごスープでした。淡い鶏スープに、結構しっかり塩気が効いている感じで、味がしっかりしていました。
ザーサイは今回はそのままで、上にガーリックチップが乗っていました。
そのままでもクセが少なく食べやすいザーサイでGOOD!
白身魚に衣をつけて揚げたもの、玉ねぎ、にんじん、ズッキーニ、冬瓜、エリンギ、タケノコが甘酢で炒められています。
甘酢は酸っぱ過ぎず良い塩梅で、当然炒め具合も最高なのですが、今回のメニューに関しては飛び抜けた感じはないなというのが第一印象でした。
しかし、感心したのは肝心の白身魚で、明らかにその辺の中国系の安い中華料理屋のものとは異なります。ふんわり柔らかで、シルキーな歯触り舌触り、味のある身です。
なんかメカジキみたいな印象を受けました。安い中華料理屋の訳のわからない淡水魚っぽい白身ではなく、安心して食べられるような上質な白身魚でした。
良い魚の風味もあり、下味の塩気もしっかりしているので、甘酢と合わさり味に力があります。やはりその辺の安い中華とは歴然の差がありますね。素晴らしい。
餃子はまだ食べたことのない牛肉チーズ餃子にしました。
こちらも180円プラスのスペシャルな餃子ですね。
見た感じは前回までのものとさほど変わりません。
相変わらず超ジャンボで、焼き目がパリッと仕上がっていて素晴らしいです。
中には、粗い牛挽肉、粗微塵の玉ねぎ、細かいマッシュルーム、チーズが入っていました。
玉ねぎマッシュルームチーズなので、洋風の味わいですね。
塩と西洋わさびでいただきます。
チーズのパワーに押されて、意外と牛肉の存在感がありませんでした。食感もふんわり柔らかなお肉で、多分柔らかなのが災いしてチーズに隠れてしまっているのかな。
粗微塵の玉ねぎの食感の方が目立ちますね。
美味いは間違いなく美味いのですが、順位を付けるとすると、全4種類の中で間違い無く4位でした。他の餃子が素晴らしく美味いから、仕方ないんですけどね。
値段関係なくだと、自分の中では、海鮮→鳥塩→旬菜→牛肉チーズかな。
2021年7月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
ランチ エビチリ 1232円 3.6
今回は、エビチリのランチにしました。
こちらはあまり派手味の中華ではなく、出汁感を大事にした優しい味わいの創作系中華なので、どんなエビチリになるのかなと思いましたが、出てきて見た目は極めて普通ですね。
ボリュームも程よい感じです。定食内容はいつもの通りですね。
一見普通のエビチリみたいですが、味わいはやはり一味違いますね。
あのエビチリの甘くて酸味のある味わいが極めて優しく、その裏側の出汁感が透けて見えます。
いや、むしろ淡い海老などの出汁感がメインで、甘酸っぱい味が透けているといった方が適切か。淡い海老の出汁のでた餡掛けに、エビチリの甘酸っぱさが淡く重なった感じで、なんとも上品な創作系エビチリになっています。
まさにこちらの醍醐味といった感じの中華料理で素晴らしかった。
エビも中小型のものが結構ゴロゴロ入っていました。
餃子は鶏塩餃子にしましたが、相変わらず美味かった。
2021年8月午後、埼玉県坂戸市の中華料理屋「旬菜中華工房」に行ってきました。
ランチ ざる中華セット 940円 3.4
今回は、夏らしいザル中華にしました。サッパリタイプの麺は絶対に満足度で炒め物に劣るだろうなと思いましたが、暑かったしそんなに腹減っていなかったのでね。
ということで出てきたザル中華ですが、十分な量なのですが、どうも炒め物系定食と比べるとライトに見えてしまいますね。
麺量は200グラムくらいはあるかな。ラーメンよりは多めですが、上げ底になっているのでものすごい盛りというほどではないです。
海藻が練り込まれた翡翠麺という麺だそう。麺だけで食べてみると、やや緩い気もしましたが、つけ汁につけて食べると意外と問題なかったですね。海藻が練り込まれているからか、ほんのりとそれらしい香りがしますが、つけ汁につけると皆無になります。
つけ汁は、甘酸っぱい醤油味に練り胡麻が入ったもので、上品上質な冷やし中華みたいですね。冷やし中華のあの味ではあるのですが、ハイレベルにまとまっています。
具は、棒棒鶏、メンマ、ワカメ、ねぎが別添えになっています。まあ具に関しては何とも普通だなという感じ。
ランチのセットなので当然餃子も付きます。今回は旬彩餃子にしました。
しっかり美味いザル中華でしたが、まあやはり比べると炒め物系の方が圧倒的に良いですね。
初めてなら麻婆豆腐を頼むのが絶対おすすめ。
2021年9月午後、また行ってきました。
ランチ 唐揚げ 1010円 3.5
今回は、まだ食べたことのなかった唐揚げの定食にしました。
まずは餃子がやってきました。
今回は旬菜餃子にしましたが、相変わらずジャンボでハイクオリティな美味い餃子です。
続いてやってきたメインですが、唐揚げ四粒とやや軽めな印象です。
真ん中にサラダが盛られて、唐揚げ4粒が配置されたおしゃれな盛り付けですが、極めて普通のサイズの唐揚げ四つだとやや軽め感はあります。
でも良く考えたら、ジャンボ餃子二つもあるので十分か。
どうもデカ盛り唐揚げの感覚に染まっていてヤバいな。
ご飯の盛りも良く、スープ、ザーサイと付いて、十分なボリュームの満足ランチ定食です。
メインの唐揚げですが、流石に上質ですね。
一口でハイレベルな中華料理屋だなと感じる、上品なシャクッとしたカリカリ感の衣です。
軽くてふんわり柔らかなのですが、しっかりサクサク香ばしい歯応えがある、ずばらしい食感の衣ですね。中のお肉もなかなか柔らかです。
味付けは薄味めで、やや甘味も入った標準的な唐揚げの味わいです。
そのままでも美味いですが、ご飯のおかずとしてはもう少し味がほしいので、付属の粗塩山椒でいただきました。あまり山椒感はなかったかな。
2021年11月午後、また行ってきました。
ランチ 五目麺セット 1023円 3.4
今回は、まだ食べたことのなかった五目麺セットにしました。
野菜がたっぷりと乗ったタンメン風の麺ですね。
キャベツ主体に、にんじん、タケノコ、キクラゲ、袋茸、エビ、イカなどが乗っています。野菜たっぷりなのが嬉しいところです。
袋茸が未だかつてないくらい香りが強かったですね。袋茸ってこんなにキノコらしい香りがあるんだと驚きました。
スープは乳化しないものの白濁した感じの塩味スープですね。透明の澄んだタンメンのスープも悪くないけど、このくらい濁ったくらいが味に力がある気がします。
食べ始めは割と薄味めで優しい味でインパクトに欠けるかと思いましたが、舌が慣れてくると良い塩梅の塩加減で美味いです。
麺は中細よりは太いもので、切り口のエッジが立っているようでいて丸まっている不思議な感じのものです。割と柔らかめな印象ではあるのですが、重厚感もあり不思議な感じ。あっさり塩スープにもよく合っていました。
今回も当然ギョウザが付きますので、鶏塩にしました。
流石に食べ慣れて最初ほどのインパクトはありませんが、相変わらずハイクオリティです。
旬菜中華工房 店舗情報
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