凡味 そばきり@高崎市で素晴らしい蕎麦
2020年11月昼、群馬県高崎市の蕎麦屋「凡味 そばきり」に行ってきました。
お店は、高崎問屋町駅から徒歩14分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横と、その向かいにあります。
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せいろそば 830円 3.8
三色蕎麦を狙っていましたが、メニューを見たらなくなっていました。仕方がないので、普通のせいろ、田舎蕎麦、変わり蕎麦の三枚を注文して、2人でシェアしました。
こちらは基本のせいろですね。量的にはまさに盛り蕎麦一枚といった感じの標準的な盛りです。
辛汁は、カツオも香り、甘さ控えめで醤油感がしっかりした標準的なものです。
過不足ないですが、特にカツオの深い香りがするとか、特別感あるものではないかな。
薬味は山葵、ネギ、おろしとこれまた十分です。
蕎麦は標準的な細打ちのものですが、エッジが立った正方形という感じではなく、ほんの少し平打ち気味のところもある、やや歪な麺ですね。一本一本に表情があって、すごく美味そうに見えます。黒い星も入っていますね。
歪でフニャッとした感じにも見えなくもないですが、噛むととてもコシが強く、硬めの噛みコシに仕上がっています。 瑞々しくて、表面も適度にざらつき、食感良い蕎麦です。
香りの方も大変しっかりしていて、変に意識しなくも、啜れば蕎麦の濃い風味が存分に感じられます。
なるほど確かにハイレベルな蕎麦ですね。
田舎そば 830円 3.7
こちらは田舎蕎麦の方ですね。
辛汁と薬味類は同じです。こちらも盛りは標準的な水準ですね。
田舎蕎麦というだけあって、当然せいろよりは太いのですが、物凄い極太という感じではないですね。
色味もせいろと似ていて、星が適度に入っているのもほぼ同じです。太さがあるので硬めのコシは更に強く、ズズーッと行くというよりは、ワシワシ噛んでいただく感じですね。
味わいはこちらも蕎麦の風味が濃く、やはりせいろと似ています。
派手に三番粉使って黒くて風味も独特な感じになっているのではなく、味わいはせいろに近い感じで、風味も普通の蕎麦系のものですね。
太くて硬い食感以外は、割と普通のせいろ蕎麦だなという印象でした。
かわりそば 1250円 3.6
こちらは変わり蕎麦です。これだけ少し高いですね。器などもこちらだけ異なるものでした。
季節ごとに練り込まれるものが変わるらしく、今の時期は柚子でした。
一番粉使った真っ白な更科そばに季節のものを練り込んだ、お馴染みの変わり蕎麦です。
麺はかなりの細打ちですが、こちらもしっかり硬めのコシがあり、瑞々しくてシャキッとした良い食感の蕎麦です。完成度高いですね。
更科そばなので蕎麦の風味は期待できませんが、ゆずが練り込まれているので、ほんのりと柚子の良い香りがして、風味は良い感じです。
単純に元々の更科そばとしての食感が良いので、ほんのりした柚子の香りが映え、上質な柚子そばになっています。
最後に蕎麦湯が出てきました。
かなり透明なシャバシャバ系で、そば粉投入のドーピングはないですね。
開店直後だったこともあり、余計に透明度が買かったのでしょう。
たまにはさっぱり蕎麦湯も良いものです。
凡味 そばきり 店舗情報
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