パティスリーモアオシィ@所沢市でモンブランなどのケーキ

2021年3月夕方、埼玉県所沢市の洋菓子屋「パティスリーモアオシィ」に行ってきました。

お店は、所沢駅から徒歩15分ほどの立地です。
駐車場は、お店の建物横にありました。

モンブラン　518円　3.7

一番人気だというモンブランを購入ました。モンブランって、有名店で買ってもそれほど感激することがないので普段あまり買いませんが、お味はいかに。

つくりはものすごくオーソドックスで、底に焼いたメレンゲを敷いて、和栗の渋川煮が半分乗って、さらに山型にホイップクリームが盛られて、周りに栗のペーストが絞られているものです。

これぞモンブランの定型とでも言うべきスタイルです。極めてオーソドックスですね。
しかし、クオリティが明らかに普通よりも上でした。

まず、底のメレンゲですが、私これ基本的に好きではないんですよ。タルトやクッキー生地やスポンジの方がいいなあという感じなのですが、こちらのは明らかに美味かった。

まず、低質なジャリジャリした舌触りではなく、キメ細かく上品にシャクッとした上質な焼きメレンゲなのです。そしてそれがチョコレートでコーティングされているので、うまさ倍増です。

渋皮煮も程よい甘さで上品です。

ホイップクリームは、しっかりミルキーな風味があり、柔らかでライトな舌触りで爽やかです。
ベタっとした重いものとはまるで正反対の、本当にライトで爽やかな生クリームです。

メインの栗のペーストも、ネットリと重いことがなく、ライトで爽やか寄りの口当たりです。
ホイップクリームと少し混ぜてる感じなのかな？でも栗感は濃厚で味はしっかり力があります。

全体的に非常に上質なモンブランで、これならモンブランも買う価値があるなあという感じでした。

キャレ・ショコラ　486円　3.5

チョコレートのケーキですね。上にはカリカリしたチョコの玉が沢山トッピングされています。地味にこれが美味い。そのベースはチョコホイップクリームですが、これまた良い塩梅の濃厚なチョコレート感で美味いです。

本体の部分は意外とシンプルな構成で、チョコスポンジとチョコホイップの薄い層が何層にも重ねられて、周りをアーモンドも入った薄いチョコレートでコーティングしてあります。

生地の部分は小麦粉を使用しない、アーモンドのビスキュイと書かれていたような記憶がありますが、ものすごく柔らかな生地ですね。細かい気泡があまりない感じのビスキュイジョコンドっぽい生地ではありましたが、かつてないほどの柔らかさでした。ふんわりという感じではなく、詰まっている感あるのに異様に柔い感じで面白いですね。

チョコクリームは、上部に乗っていたのと同じだとは思いますが、上部の部分を掬って食べた時よりも際立った印象がありません。

どうも柔らかな生地と一体化してしまっている感じがして、全体的にぼんやりした味わいや食感に感じてしまいました。味も食感もコントラストが弱い感じです。

味の種類も少なく単調なので、もう少しアクセントがあっても良いのかなという印象でした。
全体的にクオリティが高く、美味いケーキではあるんですけどね。

パティスリーモアオシィ　店舗情報

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