お菓子の家パオパオ@坂戸市にっさい花みず木でケーキ購入
2021年6月午後、埼玉県坂戸市にっさい花みず木の洋菓子屋「お菓子の家パオパオ(PAOPAO)」に行ってきました。
お店は、鉄道駅からは遠く離れた立地ですので、車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の前にあります。
この記事のもくじ
エキゾチック 518円 3.5
トロピカルな南国フルーツのムースと、甘酸っぱいカシスのムースのケーキですね。
上部のクリーム色のムースはパッションフルーツみたいな、トロピカルな風味で実に爽やか。
上にホイップクリーム状に盛られた部分は、何気に少し風味が違う感じで、南国系のフルーツ+バナナみたいな風味に感じました。
どちらも滑らかなムースで、淡く爽やかな味わいで美味いです。
紫のカシスの方のムースは、派手に甘酸っぱくカシスの良さが出ていますね。
ムース自体も滑らか柔らかで、しっかり質の高いものですね。こちらも文句なし。
真ん中と底は、厚めのスポンジ生地ですが、やや硬めでしっとりしている生地ですね。
多孔質ですが詰まっている感があり、しっかりしている生地です。でもしっとりで柔らか!
ラズベリーのチョコレートケーキ 497円 3.5
ブラウニーみたいな濃厚なチョコレートケーキが主体のケーキですね。
上部はラズベリーの赤いソースで覆われていますが、その奥にマーブル状のチョコの模様が透けていて、とってもデザインがオシャレです。
掬って食べると、思った通りの甘酸っぱいベリーのソースですが、チョコの香ばしい風味も感じます。模様のためだけではなく、奥のチョコがしっかりと風味を醸し出し、ベリーとチョコのハーモニーが素晴らしい。
体積の大半を占めるのはメインのチョコレートケーキですが、孔の少ない詰まった生地でしっかりしています。フワフワではなくかなり詰まっている感じの生地ですが、しっかり柔らかですね。特別しっとりでもないですが、パサつきもないです。
ブラウニーのようにかなり濃厚にチョコを使っていて、スポンジではあるのですが、チョコに結構寄った食感と風味を感じます。
間に挟まれたチョコホイップは、結構甘さ控えめで、チョコの酸味を感じるような味わいです。
甘いチョコケーキに良いアクセントになっていますね。
2021年7月昼、埼玉県坂戸市にっさい花みず木の洋菓子屋「お菓子の家パオパオ(PAOPAO)」に行ってきました。
まるごと桃のデザート 702円 3.6
最近はどこでも置いてる桃を丸ごと使ったケーキです。早めに売り切れて予約しないと買えない店も多いですが、パオパオは14時少し前でまだありました。しかも、新しくできたの追加してましたね。
構成はこの手のケーキ定番の、桃の種をくり抜いた部分にカスタードを詰めてあります。
まず桃ですが、色艶は良い状態ですね。歯応えはこの手のケーキの中ではやや硬めの状態の桃で、ほんの少しだけ早い気もしましたが、熟して柔らかい部分もありました。
そして、とってもジューシーですね。これだけジューシーならやはり食べごろではあるのか。
甘味酸味香りともに素晴らしいパーフェクトピーチな部分もあり、甘みも酸味も香りも大人しい部分もあり、全体が最高に素晴らしい状態でもありませんが、ジューシーさは全体通して一貫していて良い桃ですよ。
中に詰まったカスタードは、かなりネットリ粘度高いタイプです。爽やかジューシーな桃との組み合わせなので、このくらい濃厚な方が良いのかな。
底はただスポンジを敷いただけでちょっと退屈です。タルトの方が好きだなあ。
結構パサのスポンジですが、きめ細かいのと、桃の汁が微妙に浸透してるので、しっとりしてる所は美味いですね。
桃のショートケーキ 502円 3.4
全体的に契約農家から取り寄せているという桃を使ったラインナップが目立ちました。
なんか似たチョイスになってしまいましたが、定番のショートケーキも買いました。
オーソドックスなショートケーキの上に、カットされた桃が乗っているのと、中の一層に桃果肉を使った濃厚な桃ジュレが入っています。
上に乗ってい桃は美しく瑞々しいですが、丸ごと桃の方に比べると、小さくカットされているのもあるかもしれませんが、甘味酸味香りともに弱いです。やはり丸ごとを食べてからだと、こちらはあまりに桃力が弱いと言わざるを得ない。
内側に入っているのが単純にカットされた桃でないのは面白いところで、崩した果肉をたっぷり使った桃ジュレになっています。果肉の方が多くて、崩した桃果肉をゼリーで繋いで固めたみたい。ブラッドオレンジとか柑橘系の果肉も入ってる?
スポンジはきめ細かく、ジュブジュブに湿っているので、蕩けるように崩れます。やはりスポンジは湿ってるのが最高に良いね。ホイップクリーム比率も多く、全体的にしっとり柔らかなショートケーキです。正直桃要素よりもスポンジのが美味かった。
2021年9月午後、埼玉県坂戸市にっさい花みず木の洋菓子屋「お菓子の家パオパオ(PAOPAO)」に行ってきました。
和栗モンブラン 664円 3.4
夏と比べてあまり季節のフルーツ系のケーキがなかったですね。
9月ということで栗の季節なので和栗のモンブランにしてみました。
結構横に広がった太った体型のモンブランですね。非常にボリュームあります。
オーソドックスはモンブランと少し構成が異なり、底は厚みのあるチョコレートスポンジになっていて、その上にたっぷりのカスタード、さらに山型の焼きメレンゲが乗って、その周りに栗ペーストが絞られています。
メインの栗ペーストですが、濃厚な栗感があるものですが、変に舌にまとわりつくようなゴリゴリのねっとり栗感がなく食べやすいですね。
濃厚感と後をひかない食べやすさが合わさったなかなか良いものです。
底ではなく内側の土台が焼きメレンゲなのは珍しいですね。
サクッと軽い食感で悪くないです。
ただ、その下のカスタードはベタッと重めで、甘さは控えめで重さばかりが目立つあまり好きな感じのものではないかな。
底のチョコスポンジはものすごく目の粗いもので、ザラッとした派手な舌触りですが、軽く崩れるライトさも併せ持ち、少し変わった食感で好きです。
オーソドックススタイルとは少し違う構成で、ややモンブランというにはヘビーめなケーキですが、全体的に味も食感も強く食べ応えもありますね。
パンプキンタルト 502円 3.5
秋といえば芋栗カボチャということで、栗に続いてカボチャのケーキです。
薄いサクサクのタルト生地を底に敷いて、フィアンティーヌ?というよりはザクザクのクランチみたいなのをチョコで和えた層、薄いキャラメルムースの層と重なり、上にはメインのカボチャのブリュレみたいな厚い層がドーンと鎮座しています。
底のタルトは素晴らしくサックサクで超香ばしい歯触りです。これは素晴らしいですね。
その上には良くありがちなサクサク食感のクランチ的なものと、柔らかなチョコの組み合わせで食感は楽しいですが、量が多いこともありやや甘すぎです。
その上のキャラメルムースは、ややビターな風味で甘すぎないもので、上質な感じです。
メインのカボチャプリン的なものですが、甘さも風味も優しめで、自然なカボチャの風味を大事にしているのかなという印象でした。結構瑞々しく柔らかな印象でしたね。
味わい優しいので、下のキャラメルムースや、甘すぎるチョコの層と合わさると負けてしまいそうなので、割と別々に分けて味わいました。
パオパオ 店舗情報
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