タベカレー@川越市は様々な創作カレーが日替わりで楽しめる
2022年1月昼、埼玉県川越市のカレー屋「タベカレー」に行ってきました。
お店は、川越駅から徒歩6分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
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二種盛り 1600円 3.8
カレーは定番の焦がしキーマと日替わりの2種類あるようです。
1種盛りが1300円、2種盛りが1600円なら、2種盛り一択でしょう。
プレート真ん中にご飯が盛られ、カップに入った日替わりカレー、そして結構たっぷりの焦がしキーマが広がり、ポリヤル、アチャールも付いていて、意外と食べ応えある盛りだくさんな内容です。
一見、ご飯がかなり盛りが少ないように見えましたが、崩すと思ったよりはありました。
でもやはり多くはないですね。カレー1種にちょうど良いという感じ。
+100円でご飯大盛りなので、2種なら大盛りにした方が良いかもね。
こちらが日替わりの鰆のフィッシュカレーです。
結構しっかりしたサイズのカップで、たっぷりと入っています。
割とトマトカレー的な色をしていますね。香味野菜やトマトでサワラを煮込んだ洋風の煮込み料理みたいです。
しっかり尖ったスパイス感があるカレーですが、クミンみたいないかにもカレーカレーした味わいは薄めで、クローブの妖艶な甘い香りや、カルダモンの独特な酸味などの香りが中心でした。
玉ねぎは荒微塵で、溶け込むように仕上がっているわけではなく、しっかり形が残った仕上がりです。
サワラも半分溶け込んでいるイメージでしたが、完全に形が残っているものがゴロゴロですごい豪華です。身は柔らかで脂もしっかり乗ったサワラで美味いですね。
スパイス感はしっかりしているものの、カレーカレーしている濃い味わいではないので、サワラの味もしっかり感じられます。しっかり鰆の風味がする。
サワラのスパイストマト煮込みといった感じです。
こちらはいつも定番らしい焦がしキーマカレーです。ドライタイプのキーマカレーですね。
この手のドライタイプのキーマは大好きですが、こちらのは特にドライというか、油で揚げるように炒めてあり、カリッと仕上がっています。
最初にニンニク生姜、たまねぎの荒みじんをフライパンでたっぷりの油でジャーッと炒めてから作っていました。肉入れてもまた油が出るし結構な油で炒め揚げにしてあるのだと思います。
でも、食べ終わった後のプレートは全然油がビタビタではなく乾いていましたね。少しカリッとするくらいに香ばしく炒められたかなりドライなキーマで、もちろん尖ったスパイス感もあり、文句なく美味いですね。
ホールのホワイトペッパーも乗り、ガリッと食感のアクセントと香りのアクセントになっているほか、山椒の風味もしますね。
ポリヤルはじゃがいもと小松菜です。定番ではあるのですが、インドネパール料理店で食べるものとは随分と異なり、どこか和の風味を感じます。
ココナツで和えてあるみたいですが、あまりココナツ風味はしなくて和の味わいみたいなので、最初はジャコで和えてあるのかと思いました。
ジャガイモもサクッとするくらいに食感を残してあり、独特なポリヤルですね。
大根と金柑のウールガイは、大根と金柑をスパイスと金柑果汁で和えたものですね。
金柑の爽やかな酸味とほんのり苦味で、さっぱり爽やかな味わいです。
辛くもなく発酵していないタイプのアチャールで、個人的に好きですね。
2022年2月昼、埼玉県川越市のカレー屋「タベカレー」にまた行ってきました。
二種盛り 1600円 3.8
今回も2種盛りにしましたが、日替わりと焦がしキーマだけではなく、2日前の日替わりもあったので、2日前と本日の日替わりの2種盛りにしました。
こういうこともあるんですね。売り切れなかったのかしら。焦がしキーマが売りみたいなところあるので、初めての人は焦がしキーマと日替わりカレーの2種盛りの方が良いと思いますが、前に焦がしキーマは食べたので、日替わりが2種類味わえたのはラッキーでした。
カップの方に入っているのが、本日の日替わりの春菊とフィノッキオのサグチキンカレーです。
焦がしキーマのポジションに平置きにされているのが2日前の日替わりのロマネスコのアルゴビです。
中央がご飯なのは同じですが、サイドが品切れだったようで、通常は別料金のサイドメニューである鯖とデザートが乗っていました。
春菊とフィノッキオのサグということで、春菊のクセがゴリゴリに効いた尖った味わいかと思っていましたが、春菊は意外と少なめで春菊らしい香りやクセはあまり感じないです。
割とオーソドックスなチキンカレーといった感じの味わいです。いや、旨味も強く塩気もしっかりしていて、一般的なマトンカレーみたいな感じか。
荒微塵の玉ねぎがたくさん入っているのかと思ったら、これフィノッキオか。春菊の尖った味わいではなくフィノッキオの甘味が優しいサグカレーですね。
スパイスはしっかり尖っていて、ホールで入っているカルダモンとかがガリッと歯に当たると刺激的な風味を楽しめます。
アルゴビの方は割と汁気が少ない半ドライなカレーです。2日前のだから煮詰まったのもしれないけど。
アルゴビいうだけあってジャガイモがゴロゴロです。ロマネスコもちらほら入っていますね。
味わいはトマトベースですが、トマト煮込みにチーズを加えてマイルドにしたイタリア料理の味がします。昔実家で出た料理で私が気に入っていたもので、じゃがいもやマカロニをトマトや香味野菜で煮込んでチーズでマイルドで厚みのある味にしたものがあったのですが、まさにその味でした。
といってもこれはカレーで、当然そこにスパイスが加わっているのです。
尖りはあまりないマイルドなスパイス感で、妖艶な甘い香りのクローブが目立ちます。
色々な煮込み系の料理にスパイスを加えることで、無限の味のレパートリーを作り出している感じですね。日替わりで色々な味わいが楽しめるので、これは楽しいカレー屋ですね。
左の鯖は、ニンニク生姜オリーブオイルとかで焼いてスパイスで味を整えた感じなのかな。
薄味なんですが、とても味に力があります。
右はインドのデザートみたいなやつですね。
ローストされたカシューナッツとドライなレーズンが散らされています。
タベカレー 店舗情報
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