石臼びき手打そば 悠庵@佐野市で桜海老のかき揚げ天ざるそば 二種もり

2022年11月昼、栃木県佐野市の蕎麦屋「石臼びき手打そば　悠庵」に行ってきました。

お店は、佐野市駅から徒歩21分ほどの立地です。
駐車場は、お店の中にあります。

桜海老のかき揚げ天ざるそば 二種もり　2090円　3.5

蕎麦は二八と10割があり、相盛りが1200円くらいでした。
かき揚げを付けると一気に高くなるのね。

まずは、かき揚げが来ました。蕎麦と別で来るのは良いね。個人的には蕎麦と天ぷらって最悪の組み合わせだと思っています。どちらも足が早い食べ物だからね。

別に味わえるのは最高だと思っていたら、かき揚げが来てから1分経たないくらいで1枚目の蕎麦が来ました。意味ないやないかーい！

かき揚げ自体は、桜海老オンリーの贅沢なもので、各々の桜海老の周りを薄く上品な衣が覆っていて、それが集合体のように固まっているもので、簡単に崩れてバラバラになります。

なんかバラバラになると白エビの唐揚げを思い出しますね。

十分に美味いけど、よやボリューム感に欠けるかな。
贅沢に全部桜海老でなくても、野菜と組み合わさったかき揚げの方が好きかな。

蕎麦一枚目は10割からですね。蕎麦のザルは標準的なものより小ぶりで、お盆のスペース的に二枚並べられるくらいのサイズ感です。

二種盛りだから、一枚当たりはやや少なめなのかなと思いましたが、分厚く盛られていて、普通の盛り蕎麦一枚分の量ありますね。

したがって、フルサイズの盛り蕎麦が2枚となるので、しっかり食べ応えがありました。
ボリューム感あるから、かき揚げは要らんかったな。

辛汁は、鰹の風味も濃いですが、醤油もかなり主張する感じで、尖りのある強めの味わい。
薬味は山葵ネギおろしと必要十分です。

はじめに来た10割ですが、標準的な細打ちよりは気持ち太いかなという感じです。

しっかりしたコシがありますが、コリッとした硬いコシではなく、ゆったりともっちりめなコシですね。
やや粗挽きな部分も感じましたが、舌触りは割と細かめなざらつきな気もしました。

瑞々しさも十分で、割と食べるのに時間がかかりましたが、最後まで乾いて劣化した感じがありませんでした。

香りに関してですが、啜っただけではあまり濃く感じませんでしたが、鼻から息を吐くとしっかり濃厚な蕎麦の香りが鼻腔に抜けます。風味も濃く良い蕎麦ですね。

続いて二八がやって来ました。こちらも小ぶりなザルですが、厚く盛られていて、しっかり盛り蕎麦1枚分くらいあります。

こちらは打って変わってかなり細く切られていて、コリッと硬めの仕上がりです。
瑞々しく艶やかで、乾いて劣化するまでの時間も長く、良い食感の蕎麦です。
やはり比べるとこちらの方が挽き方も細かめかな。

こちらは標準的な二八という印象ですが、流石にしっかりした蕎麦屋の蕎麦しています。

香りに関しては10割よりは淡い印象でした。

最後に蕎麦湯が出て来ました。トロッと白濁した濃厚なもので、しっかりそば粉を溶いたタイプですね。飲みごたえあります。

2種類のタイプの違う蕎麦が楽しめて、それぞれクオリティも高く、二種盛りがおすすめです。
蕎麦がボリュームあったし、正直かき揚げは別に要らなかったかな。

石臼びき手打そば　悠庵　店舗情報

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