茶処 一煎@入間市博物館ALITで狭山茶料理 彩り9鉢
2023年1月昼、埼玉県入間市の「茶処 一煎」に行ってきました。
入間市博物館 ALITの敷地内にある食堂です。
お店は、鉄道駅から遠く離れた立地のため、車でのアクセスになります。
駐車場は、博物館の無料駐車場があります。
この記事のもくじ
彩り9鉢 1700円 3.5
彩り6鉢1200円と彩り9鉢1700円があり、9鉢は6鉢の内容に揚げ出し豆腐、茶葉の佃煮、デザートの3鉢が追加されますので、9鉢にしました。
まずは緑茶が出てきました。これは狭山茶なのか謎ですが、しっかりした渋みがあり、また紅茶の酸味のようなteaという感じの風味があり、お茶として濃い風味がありましたね。全体的に風味が強く尖りのある濃厚なお茶でした。
続いてランチに付いてくるドリンクを先に持ってきてもらいました。
コーヒーか紅茶が選べるので、もしかしたら狭山茶の茶葉なのではないだろうかと淡い期待を抱いて紅茶にしました。そうしたら期待通りに、狭山和紅茶だそうです。
これまた濃ゆい風味のお茶で、渋みや酸味や香りが濃く感じられる味の強い紅茶です。
そしてメインの9鉢とご飯と汁物が出てきました。汁物はわかめと麩が入ったすまし汁ですね。
メインの9鉢は思ったよりも一回りでかいですね。
てっきり八寸的なやつかと思ったら、一皿が小鉢くらいあって、九つ並ぶと迫力ありました。
手前右から時計回りに、揚げ出し豆腐、茶葉の佃煮、茶碗蒸し、やまかけ、ポテトサラダ、和え物、白玉ぜんざい、煮物で、真ん中がコロッケです。色々あって本当に豪華です。
茶碗蒸しは普通かなと思いきや、上に少し抹茶の粉がかかっていますね。
お茶を練り込んだ緑の茶碗蒸しとかだったらもっと面白いですけど、それは贅沢か。
スプーンを入れるとジュワッと出汁が溢れる良い茶碗蒸しですが、フルフルでかなり柔らかくてクリームみたいでした。やや柔らかすぎる気もしました。
出汁がしっかり効いた茶碗蒸しで美味いですが、熱々ではなくぬるいのは微妙でした。
茶葉の佃煮はこちらならではの味わいで、お土産としても瓶詰めのが売っているみたいです。
確かに茶葉が醤油煮の佃煮にされていて、柔らかで普通に葉物の佃煮みたいでした。
これまたお茶の香りはそれほどしないかな。
アクセントに山椒の実も散らばり、本格的な佃煮しています。
揚げ出し豆腐は、衣に抹茶が練り込まれていて、いかにもお茶らしい濃いグリーンをしています。このビジュアルはお茶感あって良いね。
特に濃いお茶の風味を感じるわけではありませんが、衣がカリッと仕上がっていて、揚げ出し豆腐として最高の仕上がりです。
餡は王道の甘味と酸味の入った醤油ダレで、生姜などの薬味と合わさって王道にして至高の揚げ出し豆腐の味です。
煮物は、お茶要素がない普通のものですが、甘味も入った淡い優しい味付けで炊かれていて、なかなか美味いですよ。
飛び抜けた料理こそ無いものの、お茶料理以外もそこそこ質の高い和食が揃っていて、全部美味いですよ。
コロッケはゴルフボール状のもので、衣はしっかりサクッと仕上がっています。
揚げたて熱々という感じではなかったですが、温かくはあり、しっかり油を切ってから盛るからこのくらいの温度感かのかも。
中の芋がお茶を練り込まれて緑になっていて、ビジュアルに特別感がありますね。
味わいはオーソドックスなジャガイモコロッケですが、抹茶色なのがとてもインパクトあります。
山かけは、お馴染みのマグロの赤身にトロロがかかったものですが、とろろにお茶が練り込まれて緑色をしています。
これは分かりやすくて面白いですね。
あまりお茶の風味はないですが、少し甘味も入った醤油ダレが美味くて、単純に山かけとして美味かった。
ポテトサラダも分かりやすく、お茶が練り込まれておて緑色をしたポテサラになっています。
こちらもお茶の風味はあまり感じられず、味的にはオーソドックスなポテサラなのですが、緑のビジュアルだけでとてま珍しくて印象良いですね。
フルーツも添えられていて彩り豊かです。
こちらは甘味も入った醤油味のオーソドックスな葉物の和え物です。
ほうれん草ではなさそうですが、何らかの青菜ですね。ほんのり辛い気もしたので辛子菜とかかも。
お茶は関係ないようですが、オーソドックスながら良い味に仕上がっていました。
抹茶白玉ぜんざいです。抹茶を練り込まれた白玉が3個に、たっぷりの粒あんですね。
相変わらずお茶の風味が濃く感じられるわけではありませんが、無難にモチモチで美味いです。
あんこの方が、小豆の香り豊かでとても美味かったですね。
完全に小豆の方が主役でした。
茶処 一煎 店舗情報
食べログ → 茶処 一煎
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