味処 大森@大洗町で「あんこうどぶ汁鍋」
2015年11月夜、茨城県大洗町の「味処 大森」に行ってきました。
お店は、大洗駅から徒歩20分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。
この記事のもくじ
あんこうどぶ汁鍋 3888円×2人前 3.8
あんこうどぶ汁鍋が目当てでやって来ました。
普通のあんこう鍋は当日注文で大丈夫ですが、どぶ汁鍋は事前予約が必要です。
どぶ汁は元々漁師料理だったそうで、あん肝をスープに溶かすことで、普通のアンコウ鍋よりもコクと風味をアップさせたものです。
写真左の刻んだアン肝と右の味噌ダレでスープを作っていきます。
調理は全て店員さんが席について、色々説明しながらやってくれます。
卓上コンロで店員さんが調理していきます。
アンキモを炒めて、鰹だしを加えて、最後に特性の味噌を溶かして、スープの完成です。
で、こちらは用意されたあんこう鍋2人前です。骨以外捨てるところがないと言われる通り、アンコウの全身の部位が入っていて実にカラフル!
黄色っぽい丸いのが肝ですね。ピンクがかった白いのが身ですね。黒いのが皮、左手にあるくすんだピンクのフニャッとしたのが卵巣です。中央にある突起が付いているのがエラです。
出来上がったスープを具材にかけて、鍋を火にかけます。
食べごろは店員さんが教えてくれますので焦らずに待ちます。
そして出来上がりがこちら。濃い味噌仕立てで肝も溶けているので色が濃いですね。
ただ、イメージしていたドロッとした感じではなく、普通のシャバシャバのスープでした。
味噌がかなり甘く、生姜が効いているので、若干鯖の味噌煮チックな味でしたね。
肝の旨味が溶け込んでいるので、普通のあんこう鍋よりも更にコクが有ります。
アンコウはクエほど強烈な独特な旨味はありませんが、鼻から息を吐くとアンコウ独特の風味が確かに感じられます。
濃く甘い味噌味とアンコウの旨味がよく合い、非常に美味しいですねえ。
この白身がアンコウの身です。ゼラチン質と脂でプリンプリンのタラの身といった感じです。
炒り玉子みたいに見えるのは、スープに溶け切っていない肝ですね。
身だけではなく、上のブルブルのゼラチン質も豊富です。
真ん中に見えるエラは、コリコリと軟骨のような食感です。
様々な部位で様々な食感を楽しめます。やっぱり肝と身が一番美味しいですけどね。
締めは、やっぱり雑炊です。これの為のあんこう鍋と言っても過言ではありません。
雑炊セット小648円を頼みましたが、たっぷり食べたいなら雑炊セット中か大でもいいかも。
アンコウの旨味が詰まったスープがご飯に染み込み素晴らしい美味さ。
甘い味噌味がまた美味いんだなあ。
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味処 大森 店舗情報
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