いも膳@川越市で「いも点心」と「いも重」
2016年7月昼、川越市の芋料理屋「いも膳」に行ってきました。
お店は、川越市駅から徒歩20分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。
お店の隣には呼友館という入館無料の美術館があります。
かつては芋の博物館だった気がしますが、変わったのでしょうか。
店内にはこんな感じのテーブル席です。個室などもあります。
まずは芋茶が出てきました。ほんのり芋の甘い香りを感じます。
2杯目からはゴボウ茶でした。変わり種のお茶が出てくるのは嬉しいですね。
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いも点心 2700円 3.4
ランチにして結構良いお値段のメニューが並びます。普通の和食系のメニューもありますが、川越名物の芋料理や鰻が有名なので、いも点心にしました。
芋の天麩羅、鰻と芋のご飯、いもめん、サツマイモのポテトサラダ、お椀は野菜みぞれ煮です。
奥のサツマイモのポテトサラダっぽいものは、エビやイカなどの魚介類とサクッとした根菜などをサツマイモをすり潰してポテトサラダ風にしたもので和えてあるものでした。
魚介類の食感と根菜の食感のハーモニーにサツマイモの甘い風味がなんとも美味です。
天麩羅は、大きなサツマイモの天麩羅2ケ、大葉の天ぷら、牛蒡のかき揚げでした。
芋2つは、大ぶりなものを肉厚に切ってあり、ホックっとしながらもサクッとした食感も意外と残っていて、衣もカラッと揚がっていて良いです。
牛蒡のかき揚げはほとんど衣という感じでどうもイマイチかな。
真ん中の黄色いものは、鰻を細かく刻んだ欠片とサツマイモを賽の目に切ったものが入った、味付けご飯を薄焼き卵で包んであるものです。
ご飯の味付けは鰻のタレを薄くまぶした感じ。芋と鰻の味付けご飯という感じで旨いです。
蕎麦麺は芋粉と小麦粉で作った蕎麦のようなものです。結構塩気が効いている麺ですね。
味は蕎麦とはかけ離れていて、芋の風味はあまり無く、蕎麦の太さに切ったさほどコシのないうどんという感じです。
見た目は蕎麦みたいですが、味は出来損ないの細いうどんの様で正直あまり美味しくないです。
ニンジン、大根、椎茸、鶏肉などを賽の目にカットして炊いたものに大根おろしがかかったものです。汁の味付けは関東のお雑煮みたいな醤油味のもので無難な感じですね。
蓋をしておいたら最後まで熱々で良かったです。
デザートは、芋アイス、いものロールケーキ、羊羹の上に芋のムース?的なものが乗ったもの。
芋アイスは、しっかり芋の風味がして甘さ控えめで美味ですね。
小さなロールケーキは紫芋のクリームで芋感もありGOOD!
羊羹は粒餡の羊羹です。上の芋のムースっぽいものは酸味もあったので芋ではないのかな?
デザートも芋でまとめてあって良いですね。
いも重 2484円 3.4
いも膳は芋料理だけではなく鰻も売りにしています。いも重を注文しました。
いも重は普通のうな重ではないですよ。ご飯に賽の目状にカットされた芋が入っているのです。
芋はあまり主張せず鰻のジャマをしないので、意外とうな重に合うのです。
普通のうな重もあるのですが、いも膳に来たら、いも重でしょう。
一番安い、いも重にしましたが、太めのサイズの鰻が1/3尾+その半分乗っている感じです。
香ばしい焼き方というより、かなり柔らかさを重視した感じで、ふっくら柔らかな身でした。
一見ドーピングした中国産鰻かと思いましたが、食べてみると柔らかくて美味かったです。
まあ鰻屋ではありませんので最上級の鰻を求めて来店するのは違う気がしますが、
芋が入った珍しいうな重を求めてというのでしたらありですね。
こちらにもデザートが付き、キウイのゼリー、フルーツ、芋シャーベットでした。
芋シャーベットは、芋アイスよりサッパリしていますが、芋感は結構あります。
甘さ控えめで美味いですが、どちらかというと濃厚な芋アイスのほうが好きかな。
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