「ぎんざ 一二岐」でランチ「カツオのわら焼きと旬魚の焼き物のセット」
2016年7月昼、東銀座の割烹「ぎんざ 一二岐」に行ってきました。
お店は、東銀座駅から徒歩7分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
カツオのわら焼きと旬魚の焼き物のセット 2808円 3.7
ランチメニューは予約が必要なコースの他は、カツオのわら焼き、旬魚の焼き物の2種類です。
今回は両方を楽しめるセットにしました。
まずはごま豆腐の揚げ出し豆腐が出てきました。
周りは上品にパリッとした感じどころではなく、かなりバリバリっに仕上がっています。
このハードな感じと、中のもっちりトロッとした熱々の胡麻豆腐のコントラストが素晴らしい。
上品なカツオ出汁が掛かっていて山葵が乗っています。これは文句なく美味いですね。
続いてセットに付いてくる小鉢が出てきました。
人参、牛蒡、切干大根?のきんぴらっぽいものでした。味付けはまさにキンピラそのもの。
白いのは切干大根ではないのかな?大根臭さが全くありませんでした。
セットは両方の定食を合わせた値段から200円安いだけで、この小鉢が追加になって、揚げ出し豆腐、野菜の炊合せ、ご飯、味噌汁、漬物、デザートが無くなったものなので、コスパは大きく劣る感じですね。
とはいえ、カツオのたたきも焼き魚も両方食べたかったので仕方ない。
続いて野菜の炊合せです。ナス、芋、カボチャですね。素材の味を活かして柔らかくかつ素材の歯応えを残して炊かれたものに、かつお出汁の上品な汁が掛かっています。
これまた文句なく美味いですね。正直個人的には、メインよりこっち好きだったりする。
そしていよいよお待ちかねのカツオのわら焼きがやって来ました!
3切れ+細い尻尾の方の細切れです。
少なめという事前情報がありましたが、焼物もあったからか個人的には十分でした。
毎日空輸されてくるというカツオは臭みもなく十分な鮮度です。
まあ身にハリがあってモッチリした土佐のカツオというレベルではないですけどね。
しっかり藁で炙っているので、1面はカリッと香ばしく、わら焼きの香りもしっかり感じます。
山葵塩でいただくと絶品です。ポン酢もありますがかけちゃうと藁焼きの香りが台無しです。
続いて焼物とご飯味噌汁がやって来ました。ご飯は土鍋で炊いているそうです。おかわり可能。
旬の焼き魚も少なめと聞いていましたが、意外なボリュームで驚き!
本日はスズキの焼物でしたが、そこそこの大きさの切り身が2つでした。
皮は香ばしくパリッと、中の白身はふっくらと焼かれていて、これは美味いですね。
身は特別脂が乗っているというものではなく淡白ですが、柔らかくて美味いです。
塩焼きなのかなと思いましたが西京味噌的な風味がしました。
大根おろしは擦りおろしたというよりは、細かく刻んだという感じの食感の残る荒いものです。
カツオのわら焼きが有名と聞いていましたが、焼き魚が味も美味しくボリュームあって予想よりも良かったです。
忘れてました。漬物も来ます。これはまあ普通かな。
最後にデザートの自家製の酒粕のアイスクリームが出てきます。
結構酒粕の風味を色濃く感じるアイスクリームで、軽く黒糖蜜みたいなのも掛かっていて良いですね。これまた美味かったです。
なんやかんやで3000円近くなったので、これならコースを予約したほうが良かったかなと思いましたが、単品の定食の方は1000円台なのでかなりお得感があると思いました。
ただまあ、単品の定食だと少し軽めの内容かもしれませんね。
いずれにしろ一流の割烹のランチがリーズナブルに楽しめるのは非常に良いです。
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