西新宿の炭火焼き専門食処「白銀屋」で、さばの塩焼き、さんまの開き

2016年7月夜、西新宿の炭火焼き専門食処「白銀屋」に行ってきました。

お店は、西新宿駅から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。

まずはライス、味噌汁、漬物の定食セット350円を頼んでスタンバイです。
あとドリンクも頼みました。夜はお通しもあります。

さばの塩焼き 480円 3.2

まずは定番の鯖の塩焼きです。標準的なサイズのさばの半身ですね。
炭火焼きの店で鯖の塩焼きはハズレはないだろうと思いましたが、どうもイマイチです。
明らかに焼き過ぎですねこれは。見がパサパサで固いです。

真夏ということで時期も悪いのでしょうけど、脂が無いわけではないのです。
明らかに焼きすぎて固くなっている感じです。
炭火で外は香ばしく中はふっくら仕上がっている感じが全くありません。

まあ鯖は鯖ですので普通に美味しく食べましたが、
家庭で鯖を焼いて焼きすぎて失敗した時みたいな感じでした。

さんまの開き 480円 3.1

サンマの開きはさらに過剰に焼かれています。香ばしいのを通り越してパリパリです。
小骨までパリパリになっているので、煎餅みたいに骨までバリバリ食べられました。
ただ、そのぶん身は固くパサパサでした。まあ真夏で時期も悪いのは明らかですがね。

のどぐろの開き 1200円 3.0

高級魚のノドグロが一尾で1200円という驚きのロープライスなので頼んでみました。
しかし、お味も比例するように、いやそれ以上にロークオリティーでした。

ノドグロといえばかなりの高級魚で、外食でこのサイズなら2000円~4000円程度は取られてもおかしくありません。
それでも納得してしまうほど旨い魚ですが、このノドグロには大したことありません。
食べた瞬間にホッケ?エボ鯛?と思うほど普通過ぎる白身で、固めで脂ののりも良くないものでした。この味で1200円は高すぎます。そして例外なく焼き過ぎです。

本ししゃも夫婦 580円 3.5

3つまとめて頼んだ魚がイマイチ過ぎて期待していませんでしたが、追加で頼んだ本ししゃもは美味かった。焼き加減が前の3つとは全然違いました。
まさに調度良い仕上がりで、身が柔らかくふっくらです。
本ししゃもにしては大きような気もしますが、代用魚の様な臭みも少なく上質な気がします。
雄と雌が1匹づつで雌には卵もあります。全部このクオリティの焼物なら良かったのになあ。

肉厚えいひれ炙り 480円 3.3

エイヒレって初めて食べました。香りはスルメみたいな若干の海の香りがあり、食感はホシイモの様でした。初めてでしたが悪くない食べ物ですね。

塗って焼いてあるタレがそうなのかエイヒレ自体がそうなのか、少し甘目の味で良いです。
ホシイモみたいな弾力で手で簡単に裂けるので、ちびちびと裂いていただきました。

その他、肉類なども食べましたが、どれも炭の香りや香ばしさはあまり感じませんでした。
最初に頼んだ魚が全部明らかに焼きすぎだったのが非常に勿体無いです。
真夏ということで魚の質が低く仕方ない面はありますが、少し期待はずれ感はありました。
昼の定食は1000円以下のようですので、サッと炭焼きのランチを食べるほうがおすすめかも。

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