手繰りや 玄治@東村山市で蕎麦「江戸前天せいろ」
2016年8月夜、東京都東村山市の蕎麦屋「手繰りや 玄治」に行ってきました。
お店は、久米川駅から徒歩4分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
江戸前天せいろ 1620円 3.5
普通のメニューの他に月替わりメニューも充実していて、その中の江戸前天せいろにしました。
野菜天せいろが972円、海老天せいろ1296円と、天麩羅が付くと一気に高くなる蕎麦屋の中にあってリーズナブルなお店です。
そんなお店でも江戸前天せいろは千円代後半の値段なのですが、出てきたものを見て納得です。
すごいボリューム!無数の天麩羅がドッサリと、蕎麦も相当な量です。
席につくまで結構待ったのでサービスなのかな?と思うほどの豪快な盛りです。
普通の蕎麦屋の盛り蕎麦なら確実に大盛りという量ですねこれは。
結構太めの切り方で、平打ち気味のお蕎麦です。平たい太打ちだからか、コリっとした歯応えというよりモチっとした細い硬めのうどんの様なコシがありますね。
しかし、表面が蕎麦らしく微かにザラッとしていて、しっかり蕎麦であることを思わせます。
真夏で蕎麦も古くなってくる時期ですが、蕎麦の香り風味がしっかり感じられるのも良いです。
個人的には蕎麦は細打ちでコリッとしたコシがある方が好きなのですが、これはこれでしっかりした蕎麦です。
辛汁は、鰹出汁の風味もしっかりありますが、それを消すくらいきついカエシです。
微かな甘さと、塩っぱい強い醤油感の目立つキツめの辛汁ですね。
もう少し優し目の方が個人的には好きです。
そして江戸前天ぷら。左から小海老、海苔、きす、人参かき揚げ、春菊、ゴーヤ、穴子2切れ(1尾分)、大葉、タラの芽、ハゼ、茄子かな。
まあとにかくすごいボリュームだこと、食べきれないほどでした。豪華で見栄えがいいですね。
衣は分厚いわけではないのですが、ガラッとした感じでハードですね。
繊細な衣で素材を活かしたというよりは、バリバリ衣の派手な味わいです。
一方の天つゆは、カエシよりも出汁を重視した優しい味でした。
とにかく蕎麦の量といい天麩羅の量といい、すごいボリュームでした。
最後にたっぷりの蕎麦湯が運ばれてきましたが、お腹いっぱいであまり飲めなかった。
そば粉を入れてあるのかなというほどに白濁した濃厚なものでした。
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