さわ山@新潟市中央区で柔らかく上品な「大ふく」
2016年11月午後、新潟市中央区の和菓子屋「さわ山」に行ってきました。
お店は、新潟駅からは遠く離れた立地のため車でのアクセスになります。
駐車場は、建物1,2軒挟んだ右隣りにあります。
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大ふく 118円 3.7
さわ山の看板メニューとなっているのがこの大福です。
粒餡を薄い餅で包んであり、薄いので中の餡子が透けていますね。
中の餡子は超上品で、非常に甘さ控えめであずきの風味が濃いものです。
濃いあずきの風味を楽しめるように、柔らかな餅で薄く包んだかのような、繊細で上品な和菓子です。
下記の他の餅類とは、餅も餡も全然違うので驚きです。これだけまるで違うお店の商品みたい。
繊細な柔らかく薄い餅と、甘さ控えめで濃い小豆の味を楽しめる粒餡、これは素晴らしい大福です。なるほど人気なわけがわかりました。
笹もち 118円 3.4
普通の大福餅にこし餡が入っているものを、笹の葉で包んであります。
餅は厚めで結構歯応えと弾力があるハードなタイプです。
大ふくとは180度違うタイプの餅ですね。
あんこは甘さ普通の極めて標準的で少し塩気も感じるこし餡です。
こし餡大福自体はあまりにも平凡ですが、笹の葉の香りが餅に移って笹もちであることを思い出させます。
草もち 118円 3.4
こちらも笹もち同様に厚くハードな餅です。中のこしあんも同じものですね。
結構ヨモギの香りがしっかりしていいのですが、どうもきな粉がついているのが好きじゃない。
表面がゴワゴワするし、ヨモギの香りを妨害する感じです。
草餅はこういうハードな弾力のある餅のほうが好みですが、どうにもきなこが邪魔だなあ。
きな粉がついていることでどうにもチープな感じがしてしまう。
ごぼうだんご 130円 3.3
こちらはかなり変わり種なごぼうだんごです。外側の餅は笹もちと同じです。
中にきんぴらごぼうが入っているので、長野のお焼きの餅バージョンみたいですね。
あえてこういった具材を入れなくていいのではとは思うものの、普通に美味しく食べられます。
キンピラは甘辛く煮られた牛蒡と人参で美味い。
大福餅に合うかは微妙ですが、全然普通に美味しく食べてしまいました。
中の具材がこういう感じなら、香ばしく表面を焼いたほうが美味いかもしれない。
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