如水@飯能市で「炙り肉カレーうどん」

2016年11月夜、埼玉県飯能市のうどん屋「如水」に行ってきました。

お店は、飯能駅から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横や裏にあります。

炙り肉カレーうどん 1200円 3.4

うどん屋で第一土曜日にはラーメン屋になるというお店で、各種うどん類が揃っていますが、カレーうどんがおすすめなんだとか。
ノーマルのカレーうどん900円でも良かったのですが、少し寂しいのであぶり肉をオン!

麺は標準が300グラムで、追加料金で増やすことも出来ます。
うどん屋なので茹で後300グラムでしょうから、湯で前のつけ麺換算ですと200グラム程度でまあ必要十分な量ですね。

超小盛りのごはんが付いてきまして、最後に余った汁にご飯を投入して食べられます。

標準的なサイズの丼ぶりに入って、上には大きめ厚めの炙りチャーシューが3枚乗っています。
その他の具材は万能ねぎのみというシンプルな構成です。肉無かったらやはり寂しいなあ。
チャーシューは表面をバーナーで炙ってあり香ばしい香りがあります。
表面炙って香ばしいからかホロホロという感じの蕩けるようなイメージはありませんでしたが、食べてみれば脂身が多すぎないのに柔らかく美味いです。

さて、肝心のカレースープは、昔ながらのかけうどんの汁にカレーを乗っけたようなチープなものではなく、しっかり作り込まれています。
玉ねぎ、人参、トマト、りんご、バナナなど16種類の食材を使ったフルーティーなカレーだという触れ込みですが、あまりフルーティーな印象はなかったです。
生クリームか何か(ココナツミルクのようなクセはない)でマイルドに仕上げてあり、クリーミーな感じですべてを包んでしまっている感じで、香味野菜やフルーツの酸味甘みやスパイス感はぼやっとしています。
全体的に、あまり辛くなく非常にマイルドな感じのカレー汁に仕上がっていますね。
もちろん全体としてはまとまりが良く、洗練された感じのレベルが高いカレースープです。

個人的にうどんはコシが命だと思うので、普段は絶対に冷たいうどんで、かけうどんを注文することはあまりありません。
カレーうどんということで温かいうどんなのですが、冷水で締められたしっかりしたコシのある冷たいうどんとは違うものの、温かく柔らかめな中にも上品な伸びコシが残っていて良いです。
クチャクチャのソフト麺みたいなチープなうどんとは一線を画します。

汁が残ってしまうのがカレーうどんの宿命ですが、付いてくる小ライスを投入すれば問題なし!
ライスはほんの少しですが、残った汁には丁度よい量でした。
量が少ないので豪快に混ぜて食べたほうがいいですね。

しかし、先程までカレーうどんをうまいうまいと食べていたのに、ライスを投入するとやはりカレーはウドンでもナンでもなくライスだなと思ってしまいますね。

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