紅葉川@京橋で蕎麦「鴨せいろ」

2016年12月夕方、東京都中央区日本橋室町の蕎麦屋「紅葉川」に行ってきました。

お店は、三越前駅から徒歩1分、日本橋駅から徒歩3分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。

鴨せいろ 1360円 3.4

蕎麦を食べるなら冷たい蕎麦で辛汁と決めていますが、夜で皆さんお高い鴨しゃぶうどんすきなど食べていたりして、670円のもり蕎麦を頼む雰囲気じゃなかったので鴨せいろにしました。
どうも鴨押しのお店で、鴨せいろが一番人気のようです。

運ばれてきたのは、結構たっぷりな鴨汁と極標準的な量の盛り蕎麦です。
薬味はネギオンリー。

普段は鴨汁を頼まない理由は、温かい鴨汁に浸けると一瞬でコシが失われるのと、鴨の旨味で蕎麦の香りが包み込まれてしまうからです。
ということで蕎麦の風味が台無しにならないように、まずは蕎麦だけで頂いてみました。

江戸蕎麦らしく比較的に細かく挽かれた蕎麦ですが、表面は蕎麦らしいザラッとした舌触りがあります。
香りは際立って強くはありませんが、しっかり蕎麦の風味を感じますね。
コシもそこそこで蕎麦としてしっかりした完成度ですが、割りと滑らか目で大人しい江戸蕎麦チックな性格の蕎麦なので、蕎麦自体が強烈に主張してくることはなく、まあ普通にしっかりした蕎麦屋の蕎麦だなあくらいの印象です。

そして鴨汁ですが、鴨の薄切り肉とつくね、ネギ、三つ葉が入っています。
鴨の旨味と脂がしっかりと出ていて美味いですが、まあ飛び抜けた特別感はないですね。
普通に美味い鴨汁だなあという感じです。何か薄切りの鴨肉だと豚肉みたいですね。

しかし自分で頼んでおいてなんですが、やっぱりせいろは辛汁に限るなあ。
鴨汁だと蕎麦がボヤけてしまうし、ヒヤアツは中途半端だ。
いっそのこと蕎麦のコシを完全に諦めて、鴨南ばんのほうが良かったかも。

京橋 紅葉川 店舗情報

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