手打ち十割そば 八丁@吉見町で蕎麦「十割そば&そばがき」

2017年1月昼、埼玉県吉見町の蕎麦屋「手打ち十割そば 八丁」に行ってきました。

お店は、鉄道駅からは遠く離れた立地のため車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の前にあります。

味くらべ 十割そばとそばがき 1100円 3.4

普通の十割そば800円でも良いかなと思いましたが、300円違いで蕎麦がき付きのセットもあったのでセットにしました。

まずはサービスの蕎麦揚げが出てきます。短冊状のものが2つでボリュームがあります。
シート状の蕎麦の生地を揚げてありますが、バリバリにはなっておらず、外はサクッと中はモッチリで美味いです。これ絶妙な揚げ具合で美味いなあ。

蕎麦揚を食べていると、注文から5分と経たずに蕎麦が出てきました。
すだれではなく平らな焼き物に盛られていてオシャレです。盛りは標準的な量ですね。

辛汁は、甘みのないキリッとした醤油のカエシで、鰹出汁もしっかり香ります。
薬味は荒めに切られたネギと山葵です。

注文後あっという間に出てきて不安の十割蕎麦ですが、見た目は良いですね。
細いものと太いものがある歪な切り方で、色は標準的な濃さですが比較的荒く挽かれている感じがします。

一口すすってみると、しっかりした蕎麦の香りがあります。香りは素晴らしいですが、舌触りやコシは少し予想と異なりました。表面はザラッという感じではなく割りと滑らかで、コシも冷水でキュっと締められたというよりも、細いうどんのような緩やかなモチッとしたコシです。

香りがしっかりあるのは素晴らしいですが、食感や舌触りなどは個人的な好みとは少し違うかな。流石に茹で置きということはないと思いますが、洗練された蕎麦には何かあと一歩足りない気がしました。

続いて蕎麦がきが登場!小ぶりで楕円の半球状で、葉脈のような模様がついています。
なんか亀の甲羅みたいな感じですね。

セットだからか小ぶりだなあと思いましたが、これがとんでもなく食べ応えがあった。
なんというか異様に詰まっている感があり重いです。舌に絡みつくネットリとした食感で、まるで大和芋か自然薯でも混ざっているんじゃないかと思うほどでした。蕎麦の香りはあまりしませんでした。
蕎麦がきってこんな食感だったかな?やはり何か芋とかが混ざっている気がします。
山葵醤油でいただけば素晴らしく美味いですが、本当に重かった。

蕎麦を食べ終わると蕎麦湯が運ばれてきます。
白濁してトロトロの蕎麦粉を加えたタイプですね。実に飲みごたえがあります。

これで終わりかと思いきや、デザートまで出てきました。
最初なんだろうと思いましたが、無味の寒天に凍らせた粒餡を掛けたものでした。
まるで小豆のアイスのようで美味いです。

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