手打ちそば 菊谷 巣鴨本@巣鴨地蔵通り商店街で唎き蕎麦三種
2017年2月昼、巣鴨地蔵通り商店街の蕎麦屋「手打ちそば 菊谷 巣鴨本店」に行ってきました。
お店は、大塚駅から徒歩11分、巣鴨駅から徒歩12分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
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唎き蕎麦三種 1600円 3.5
おすすめと書かれていた、ききそば3種にしました。
きき蕎麦二種1250円もありますが、せっかくなら三種でしょう。
銘柄や産地の異なる3種類の盛り蕎麦が出てきます。
ボリューム的には、盛り蕎麦1/2枚程度の量が3枚ですので、一般的な盛り蕎麦大盛りくらいの量でしょうか。
まずは辛汁と薬味の山葵と大根おろしが出てきました。
辛汁は醤油がキリッとした甘みのないタイプで、鰹出汁の風味もしっかりしています。
薄めの優しい味でもありませんが、サッパリしていて蕎麦の風味を大きく邪魔しません。
1枚目に出てきたのは、埼玉県産と長崎県産の在来種のそば粉を使った二八蕎麦です。
薄すぎないしっかりした程よい色をしていて、結構細打ちですね。
コシもしっかりしていますが、細めなので歯応えはそれほどありません。
何より香りがしっかりしているのが良い。しっかり蕎麦の風味を感じます。
店続いて栃木県は益子産の契約農家の蕎麦の実から緑の粒だけを選別して打った十割蕎麦だそうです。たしかに見るからに緑色をしています。
こちらも同じく細打ちで、コシや舌触りなど1枚目とそれほど変わりませんでした。
こちらも香りはそれなりにしっかりしていますが、1枚目のほうが香りがあったかな。
細打ちなので十割でもあまり食感の違いを感じませんでした。
3枚目は埼玉県は秩父産の蕎麦粉を挽きぐるみにした二八蕎麦です。
挽きぐるみにしてあるので色が黒っぽく星も見えます。
これは少しだけ太めになっていて田舎蕎麦風ですが、それでも一般的な普通の蕎麦くらいの太さです。
太さがあるのでコシがしっかりしていて、挽きぐるみならではのギュッとした噛みごたえが最後にあります。
食感は一番良いですが、香りに関してはやはり1枚目のほうがあったかな。
よくある3枚セットの更科、二八、田舎という構成ではなく、銘柄や打ち方などを変えた盛り蕎麦が3枚なので、大きな味の変化はありません。ただ、産地や銘柄の異なる色とりどりの蕎麦を少しずつ味わうというコンセプトはかなり好きですね。
最後に蕎麦湯が出ます。蕎麦粉を加えたドロっと白濁したタイプで飲みごたえがありました。
手打ちそば 菊谷 巣鴨本店 店舗情報
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