麺処 かつ善@川越市で「つけそば」

2019年9月夜、埼玉県川越市のラーメン屋「麺処 かつ善」に行ってきました。
以前は同じ場所同じ建物でトンカツ屋でしたが、同じ屋号でラーメン屋になりました。

お店は、駅からは遠く離れた立地のため車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の前にあります。

つけそば 中 800円 3.5

色々ラーメンがありましたが、券売機一番上のつけそばにしました。

麺は並盛と中盛が同じ値段だというので中盛にしてもらいましたが、これ400グラムくらいありそうですね。最近は並で200グラム、中で300g位の店が続いていたので、なんとなく中にしましたが結構多かったです。

スープは鶏豚の乳化スープに、煮干し、鯖、ソウダガツオを合わせているのだとか。
一見よくあるダブルスープのつけ汁に見えますが、麺をつけて食べると割と粘度低いような印象。

各素材がマイルドに混ざり合っていて尖っているところがない動物魚介スープで、円やかな味わいなのですが、それ以上に爽やかな柑橘系の香りが目立ちますね。
結構柚子皮が浮いているので、最初これかなと思いましたが、どう考えてもそれ以上に爽やかな酸味を感じます。前に他店で食べた柚子つけ麺のような印象を感じました。

後でスープを単体で飲んでもそれほど柑橘感がなかったので何とも不思議。
というか汁だけで飲んだら、何気に結構しっかり乳化したトロッとした濃厚スープでした。
なんか全体的に麺をつけて食べたときと印象が違うな。

麺は、つけ麺らしい太麺で、非常にたっぷりです。多加水のツルツル麺で、冷水で締められコシも良い。なんか薄いというか比較的透き通ったような色味で、星も見えます。

具は、レアチャー気味の鶏豚が1枚ずつと、メンマ、水菜、糸辛子です。味玉はサービスなんだとか。あと、つけ汁の方にもチャーシューの欠片が入っています。

最後にスープ割りにしてもらいましたが、これまた味わいがかなり変わる感じですね。
動物か魚介か分からない謎の出汁(煮干し?)が加わり、ほんの僅かな臭みのある旨味が加わる感じで、なんかまた全然違った旨味で良い!
ネギも散らされレンジでしっかり温められて熱々で出てくるのが良いですね。


2019年11月夕方、川越市のラーメン屋「麺処 かつ善」に行ってきました。

限定 秋刀魚つけ麺 870円 3.6

限定の秋刀魚つけ麺があったのでこれにしてみました。
麺は無料で中盛り300グラムにできるのでお願いしました。

見た感じはノーマルのつけ麺と同じ感じですが、秋刀魚がガッツリ使われている豪華な一杯です。

一口食べればはっきりと分かる、濃ゆいサンマ感がすごいですね。

生さんまという感じではなく、結構香ばしく焼いた焼き秋刀魚をガッツリ崩して溶かし込んだ感じですね。淡い生サンマの風味ではなく、ガッツリ香ばしい焼き魚の風味が濃いですね。

結構しっかり甘みも入ったつけ汁なので、ここに焼きサンマが入って、焼き秋刀魚缶や甘露煮みたいな方面の味わいですね。
個人的には秋刀魚にはあまり甘味が強くない方向が好きですが、これも美味いです。

結構贅沢にサンマを使っていて、ほぐされた身がつけ汁内に相当浮いています。
最後スープ割にしてもらいましたが、まるで魚の身の入ったスープのようで大変美味でした。

麺はノーマルのつけ麺と同じですね。理想的なつけ麺の麺で美味いです。
300グラムしっかりあるので実にボリューミー!

具は前回のノーマルのつけ麺と同じですね。
味玉はまたサービスということですが、もはやデフォですね。


2020年7月夕方、川越市のラーメン屋「麺処 かつ善」に行ってきました。

限定 カレーつけ麺 870円 3.4

今回も限定にしました。カレーつけ麺ですね。
麺は無料で中盛り300グラムにできるのでお願いしました。

卵がサービスでついてくるのはいつもの通りで、もはやデフォで入っているようなものです。
今回は味玉に加えて、固ゆで卵も乗っていました。

麺の方はいつもの通りつけ麺として申し分のない太麺です。具材もいつも通り。
チャーシューがレアチャーではなかったのですが、たくさん入っていて厚みもあり、柔らかで美味かった。

肝心のつけ汁ですが、基本のつけそばのスープにカレー要素を加えた感じですね。
あまり尖ったスパイス感は感じませんが、大人しいながらもしっかりカレーの風味があります。

なんかベースのスープの味なのか、ほんのり酸味が入ったカレー感があります。個人的に酸味の目立つカレーってあまり好きではないので、ものすごく好みな感じではなかった。

まあ濃厚な乳化動物スープに、魚介感も入っているので、非常に厚みのあるカレー味で美味いんですけどね。


2022年5月夕方、また行ってきました。

煮干清湯蕎麦 900円 3.5

今回も限定の煮干し蕎麦にしてみました。

澄んだ煮干し蕎麦ですが、煮干しの破片が銀にキラキラ輝いて散らばっていて、濃厚な煮干し感を予感させます。割としっかりと醤油色をしたスープですが、しっかり澄んでいてクリアです。

スープを飲んでみると、しっかりと濃厚に煮干しの風味がありますが、どこか煮干し蕎麦というよりも煮干しも入った和風醤油ラーメンという印象でした。

確かに煮干しがしっかり主張していて濃厚な煮干し感があるのですが、なぜか和風というキーワードが一番に来ました。割と醤油感がしっかりしているからかな。

底の方には細かい煮干し片が沈んでいて、やはりしっかり煮干し感が濃厚です。

麺はストレート細麺で、極端に加水率低い感じではない、程々のパツッと麺です。

チャーシューは豚と鳥、ネギ、三つ葉、メンマ、いつものサービスの味玉です。


2022年5月夕方、また行ってきました。

昆布水のつけ蕎麦 900円 3.5

今回は限定の昆布水のつけそばにしました。
中盛り無料です。中盛りで300グラムなので、実にたっぷりで良いですね。

麺は平打ちの中太麺で、一般的なつけ麺の太麺よりは細いですが、冷水で締められてしっかりコシがあります。

もちろん、たっぷりのヌメッとした昆布水に浸かっていて、麺で掬い上げた昆布水で、つけ汁に少しずつヌメリと昆布の旨味が加わっていくのが良いですね。

つけ汁は冷やしで、甘さと酸味が入った醤油ダレです。冷やし中華のようであり、やはり少し違いますね。麺がキュッとしていることもあり、上質感がある味わいです。

具はつけ汁に焼き豚みたいなのが入っていて、麺の方には水菜、メンマ、糸辛子、いつものサービスの味玉が乗っています。

別添えの具材もあり、いつものニ種のチャーシュー、レモン、ネギ、大葉、ワサビ、大根おろし、柚子皮が付きます。

薬味が豊富で味変には困りませんね。さっぱりいただけて、暑い日には最高のつけ麺でした。


2022年6月夕方、また行ってきました。

牡蠣の塩蕎麦 900円 3.5

限定の牡蠣の塩そばにしました。

乗っている具材はいつもの通りですが、牡蠣がいくつか乗っていますね。食べてみると生姜の効いた醤油煮で、しぐれ煮みたいな味わいです。多分、出汁を取った後の出涸らしだと思うので、優しい味のしぐれ煮にしてあるのは正解ですね。

前に名店で牡蠣そばを食べた時に、スープは牡蠣の旨味満載で素晴らしかったのに、上に乗っている大ぶりな牡蠣が旨味が抜けきった出涸らしで微妙だったのを思い出しました。しぐれ煮にすればそれをカバーできます。

肝心のスープですが、澄んだあっさり系ながら、牡蠣の旨味が濃厚に感じられます。
灰色に澄んだスープがいかにも牡蠣っぽくて良いですね。

もしかしたら少し他の貝も入っているかもしれませんが、とにかく牡蠣の風味をしっかり感じられるあっさりスープです。美味い!


2022年7月夕方、また行ってきました。

背脂次郎蕎麦 830円 3.6

今回も限定の背脂次郎蕎麦です。まあその名の通り、二郎系の一杯ですね。

スープはまさに二郎系という感じの、あまり深く乳化しすぎない豚骨醤油という感じです。
ニンニクが結構しっかり効いていて、とてもパンチがある味わいですね。

パンチがあって、凄く二郎しているのですが、どこか上品で上質な印象も受けます。

麺も二郎系らしく割と太めの麺で食べ応えあります。

もちろん野菜がこんもり乗って、さらに擦りおろしニンニクもかかっています。

ほろほろに柔らかなバラ巻きチャーシュー、メンマがたっぷり、いつもの味玉が乗っていて、食べ応え抜群です。こちらはレアチャーが、どうも個人的にイマイチな印象ありますが、ばら撒きチャーシューの方がはるかに美味かったです。


2022年8月夕方、また行ってきました。

秋刀魚つけそば 1000円 3.6

今回も限定の秋刀魚のつけ麺にしてみました。以前にも食べましたが、今回随分違ったものになっていましたね。

麺は今回も中盛りでおねがいしました。300グラムでたっぷりです。

具材はいつものが麺の上に乗っていますが、チャーシューがバラ巻きになっていますね。
かつ善は、微妙なレアチャーシューよりも、このバラ巻きの方がはるかに美味いです。
スープで温めると、ほろっと柔らかになり大変美味い。

今回の秋刀魚のつけ汁ですが、秋刀魚の旨味が詰まったスープになっています。

前回のは、秋刀魚の風味もありますが、それよりも甘味もしっかり入った醤油ダレが強く、なんだか甘露煮みたいな味わいだなと思いました。

今回は、甘味はほとんどなく、濃い醤油感もないので、より秋刀魚の風味をダイレクトに感じられる優しいつけ汁になっています。しっかり焼き秋刀魚みたいな風味が感じられ美味いですね。

かなり贅沢に秋刀魚の身を使っているようで、底には崩れ切っていない秋刀魚の身や骨などのアラが沈んでいます。

結構骨が散らばっているので、スープ割りを最後まで飲み干して、身を全部食べるのが少し大変ですけどね。

沈んでいる身の量もすごく、目玉も三つ入っていたので、多分一杯に1尾くらいのサンマ使っているのではないかな。

麺処 かつ善 店舗情報

食べログ → 麺処 かつ善


以下、以前のトンカツ屋の訪問時です。

2014年11月昼、川越市郊外にある「かつ善」にトンカツを食べに行ってきました。

霞ヶ関駅から1.6キロと車でのアクセスが必須の立地ですが、お店に隣接して駐車場があります。

店内はテーブル席に加えてカウンター席もあります。

ランチメニュー ロースかつ定食 1188円 3.3

今回は、ランチメニューからロースかつ定食を注文しました。
10~15分ほど待って、ロースカツ定食が登場!
なかなか重厚な焼き物の食器に入って出てきました。

ご飯、味噌汁、漬物、ポテトサラダがついていました。
味噌汁が煮干昆布の出汁がよくでていて美味しかったです。

さて、肝心のトンカツですが、大きさは十分ですが、ランチだけあってお肉は薄めです。
写真は端の一番薄い部分ですので、実際にはもう少し厚いですが、普通よりは薄めです。

ランチメニューの値段ですので仕方ない気もしますが、
同じような値段でもっと厚いお店はいくらでもあるので、コスパ的にはいまひとつです。

こちらのお店は、夜のメニューも見ると、お値段が高めですね。
夜のお値段から考えると、ランチの値段では薄めになってしまうのかもしれません。

味は、お肉も柔らかく、パサつきもなく、十分美味しいです。
衣も上品にサックリ仕上がっていて、素晴らしいです。

ただ、やはりランチにしては少々値がはりますね。

最後にコーヒーも出るようですが、なかなか出てこないので会計して帰りました。

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