清寿軒@人形町で大判どらやき
2017年3月昼、東京都中央区は人形町の和菓子屋「清寿軒」に行ってきました。
お店は、人形町駅から徒歩4分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
9時からと13時からの1日2回の販売で、それぞれ売切れ次第閉店です。いつも15時位に通りかかっても閉店していることが多いので13時頃伺うと列が出来ていましたが、少しだけ列んで無事購入できました。
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大判どらやき 220円 3.4
清寿軒といえば、なんといってもどら焼きです。
普通の形の大判どらやき、ワッフルのように1枚の生地で包んだ小判どらやきがあります。
サイズは至って普通ですが、粒餡がたっぷり詰まっていて、厚みが凄い!
ボリュミーなどら焼きですが、結構いいお値段しますね。
まず第一印象は、色が黒いなあということです。最初は失敗して焦げたのではと思ったくらい。
表面だけではなく、裏面(粒餡側)も色が濃くなるまでしっかり焼かれています。
その為食べた時に微かにホロ苦さがあり、粒餡の甘さに対して良いアクセントになっています。
また、生地はかなり詰まっている感があり、しっかりした噛みごたえがあります。
中の粒餡は、しっかり粒が立ち、小豆の風味もしっかりしています。
甘さも比較的控えめで上品な甘さになっています。
全体的によく出来たどら焼きではありますが、うさぎやのどら焼きを食べた時のような、食べた瞬間にこれ美味いわ!と感じるほどの感動はありませんでした。
ただ、濃い目に焼いてホロ苦さのアクセントが入っている特徴があり、生地も粒餡もしっかりしているので、人気なのも分かります。
小判どらやき 180円 3.4
こちらは楕円形の生地1枚でワッフルのように粒餡を挟むスタイルです。
味は大判どらやきと全く同じですが、他にないユニークな形状で珍しいですね。
お土産なんかには珍しがられて良いかもしれません。
栗まんじゅう 220円 3.2
テカっているのでパイと見間違いますが、素朴な小麦粉の饅頭でした。
卵黄を塗って焼いてるのでテカテカな仕上がりのようです。
中にはこし餡とたっぷりの栗が詰まっています。こし餡は割りとザラッとした舌触りでパサつくようなものです。滑らかな舌触りのこし餡とは正反対のこし餡です。
割りとパサッとした素朴な小麦饅頭の皮、栗と合わさり結構パサつく感じのお菓子ですね。
もっとも比較的パサつき気味だというだけでパッサパサではないですよ。
非常に素朴な味です。
栗最中 200円 3.3
最中は粒餡と栗+こし餡の2種類があり、両方200円でした。今回は栗最中の方を購入。
粒餡の最中は四角い形をしていますが、栗最中は栗の形をしています。
皮はパリパリとはいきませんが、どことなくサクサク感を感じる、良い感じの最中です。
こちらのこし餡は打って変わってトロトロです。ザラメを溶かした水でこし餡を溶いて煮詰めたような、水っぽいこし餡です。所々砂糖が固まったようなザラザラした舌触りです。しかもかなりの甘さですね。
細かく砕かれた栗もたっぷりこし餡に混ざっていますが、大きな栗を半分に割った塊が入っているのが圧巻で、砕かれたものと合わせて全体で栗1個分が入っている感じですね。
栗は甘く煮られていますが、こし餡が甘すぎるので何だか優しい甘みに感じてしまいました。
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