トプカ 神田本店@淡路町でインド風カリー&欧風カレー
2017年3月夕方、東京都千代田区神田須田町のカレー屋「トプカ 神田本店」に行ってきました。
お店は、淡路町駅から徒歩3分、秋葉原駅から徒歩8分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
注文と支払いは先払い方式で、入店時にレジで支払ってから席につきました。
夜は状況が一変!赤ちょうちんが灯り、暖簾が下がり、居酒屋風のお店に。夜もカレーを注文できるらしいですが、実際は写真で見る以上に怪しさ満点で、以前訪れた時は入店する気にならなかった。初めての人はまずカレー屋だと思わないだろうね。
そのため本日改めて夕方伺ったわけです。
土曜日なので夕方で店じまいで、怪しい居酒屋には変身していませんでした。
盛り合わせA 1300円 3.6
メニューは印度カリーと欧風カリーの2系統があります。それぞれに何種類かのカレーがあり迷うところですが、2種類の合掛けの盛り合わせというカレーがあります。この中からインド風ポークカリーと欧風の牛すじ煮込みカリーの2種類がかかった盛り合わせAにしました。
まずは、ゆで卵とカップスープが運ばれてきますのでこれをつつきつつカレーを待ちます。
スープが牛骨出汁っぽい味があって、しかも熱々でなかなか美味かったです。
程なくして出てきた盛り合わせAがこちら、真ん中に土手が作られていて両サイドに2種類のカレーが盛られている合掛けではおなじみのスタイル!
左側がインド風ポークカリーでサラサラで辛口、右側がドロドロで粘度が高く甘めのお味の牛すじ煮込みカレーです。
辛口でシャバシャバのインド風カレーとドロドロで甘口の欧風カレーが両方楽しめてしまうという、1皿でトプカを存分に堪能できそうなカレーです。
最初に右側の欧風カレーを食べましたが、ドロッと粘度が高く甘めで日本的なカレーだなと思いました。最近サラサラカレーのほうが好きなので、すぐインド風カレーに移動しました。
こちらは全く粘度のないシャバシャバカレーで、とにかく辛さが目立つお味です。食べられないほどではありませんが、一般的な大辛、場合によっては激辛に分類される辛さです。
個人的には美味しく食べられる限度の辛さという感じですね。これ以上辛くなると美味くない。
とにかく辛さが目立つシャバシャバなカレーで、出汁の旨味やスパイス感などはあまり目立たずですね。インド風と言うだけあってインドカレーではなく、インド風に作った日本のカレーといった趣です。
ポークはブロック状の豚バラ肉がゴロッと入っていて、柔らかくて美味いです。
あ、あとジャガイモ、人参、茄子も入っていました。こういうところ日本のカレーチックです。
少しインドカレーを味わってから再び牛スジカレーに戻ってきましたが、インドカレーの辛さで舌がサッパリしたためか、牛すじ煮込みカレーが妙に美味しく感じました。
シャバシャバで辛いインド風カレーとは180度正反対の、こってり濃厚で甘いカレーは、よくよく味わうと崩れて溶けるほど煮込まれた牛すじの旨味とフルーツ系の甘みが濃厚に溶け出した旨みたっぷりのカレーではありませんか。味わえば味わうほどに濃厚なよく出来たドロドロカレーです。
それほどお腹が減っていなかったこともあり、食べ始めはヘビーなルーだなと感じましたが、インドカレーで口がさっぱりヒリヒリした後に食べたら、欧風カレーを深く味わえるようになっていました。
その後、再びインド風カレーに行くと、全く逆のさっぱりで刺激的な辛さがまた良い!
全く性格の違うカレーがお互いの良さを引き出している感じで、少し高いですが盛り合わせにしてよかったなと感じました。どちらか単体だったらここまで満足度高くなかったかも。