お米の値段とは!実は高級米は安い?
普段お米を購入するときにはつい安いお米に気が向かいがちです。
しかし、高いお米も実は安いって知っていましたか。
お米の値段について
今までお米の選び方などについて学んできましたが、
結局いくら位のお米を買うのが一番いいのでしょうか。
お米と言ってもピンからキリまでで、どの程度のものを買えばいいのかわかりませんよ。
そうだねえ、スーパーで売られているお米は、大体10キロで2500円から4500円程度かねえ。ディスカウントストアやネットショップなどでは10キロ2000円を切るような激安米もあるねえ。
また、10キロ5000円を上回るような高級米、1万円近い超高級米もあるねえ。
で、どれを選べばいいんですか。
まず、10キロ2000円以下の様な激安米は論外だね。
こういった米は、くず米をかき集めてブレンドしたものが殆どで、ろくなお米じゃないよ。
まずいだけなら御の字で、物によっては健康を害する可能性もあるからね。
やはりあまりにも安いものはダメですか。
そうだねえ。ただ、あまりに高いお米も、ブランド代などが入っているのでコストパフォーマンスは悪いね。
お金に余裕がある人ならどれだけ高いお米を買ってもいいけど、出したら出しただけ比例して美味しさもアップするわけじゃないからね。
そうですねえ。
高ければ高いほどよいのでしょうけど、コストパフォーマンスというものがありますからね。
一概には言えないが、まあ3500円から6000円ぐらいのお米を選ぶのが一番いいのだろうね。高すぎるお米を買う必要はないけれど、安いお米っていうのは本当にろくなもんじゃないんだよ。
お米の業界っていうのは本当に当たり前のように偽装があるからね。
そうですねえ。
某大手流通チェーンにお米を納入していた業者が、ろくでもないお米を銘柄米として納入して、相当数が流通していた事件など記憶に新しいですね。
そんなのは日常茶飯事だよ。
数年前には関西の農協までもが偽装していた例もあったろう。
食品業界に限っては日本も中国を笑えないねえ。
まあ、何でもかんでも安さを求める消費者にも責任の一端はあるんだけどね。
そうですねえ。
安いものを買えばいいというわけではないですよね。
まあ、10キロ3500円以上であれば、仕入れ値なんかを考えても、まともなお米の可能性が高いねえ。今お米の原料玄米は、一番安いクラスのまともなお米で10キロで2000円位だからね。
震災後はしばらく高くて、少し前までは、まともなお米の原価は3000円くらいしたけどね。
そう考えると、10キロで2000円以下で売られているようなお米がまともなお米のわけないですね。
まともなお米の原価を割っているじゃないですか。
そうだねえ。
原価の他にも様々なコストが掛かって、ものの最終価格になるわけだから、3500円位以上のお米じゃないとまともな原料玄米を使っていないのは当然だろう。特別美味しいお米を望むなら10キロ5000円以上だろうねえ。
うーん、美味しいお米を食べようとすると、やっぱり高いなあ。
いや安いよ。
お米の10キロって、お茶碗何杯分だと思うかね。お茶碗約200杯分だよ。
つまり5000円のお米を買ってもお茶碗1杯25円なわけだ。
ケチって3000円の米を買っても1杯15円だよ。
たしかに1杯10円の違いで美味しいお米を食べられるならそのほうがいいですね。
お米は最高にリーズナブルに上質なものを楽しめる商品だよ。
高過ぎるものを買う必要はないけど、安物を買うのはもったいないことだよ。