きときと寿し 氷見本店の寒ブリが回転寿司とは思えないハイクオリティ

2016年11月昼、富山県氷見市の回転寿司「氷見きときと寿し 氷見本店」に行ってきました。

お店は、島尾駅から徒歩30分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。

がんど 118円 3.8

安くても美味い北陸の回転寿司の中でも支店の多い氷見きときと寿司には何度も来ています。
日によって質に差がありますが、美味い時は何でも美味いです。特に冬のブリは富山ならでは。
出世魚のブリは北陸ではフクラギ→ガンド→ブリと呼ばれます。

きときと寿司はガンドが安い!驚きの安さです。100円寿司に毛が生えた程度の安さ。
それで回らない寿司屋のブリが出てくるんだからすごすぎる。

きときと寿司も万能ではなく、かなり前にきときと寿し 太郎丸店で高級寿司店でも滅多にお目にかかれない神レベルの寒ブリがあったかと思えば、氷見本店で何を食べてもいまひとつだったり波がありますが、今日は当たりの予感!

乾きなく瑞々しい張りのある身で、ガンドとはいえブリと言っても差し支えないくらいの脂ののりです。これが120円とは脅威のコスパですわ。

ふくらぎ 152円 3.8

ブリに比べると未成熟なフクラギは脂ののりが少なくサッパリとした味わいの身です。
しかし、その分身にはハリがあり、若々しい瑞々しさに溢れます。
鯛のような舌触りで、アジのようなプリッとした身は素晴らしいクオリティ!

今回は時期的にフクラギが旬のようで、他の回転寿司も巡りましたがフクラギが最高でした。
しかし、ガンド、フクラギの値段の安さはきときと寿司が圧倒的だな。
このクオリティでこの値段って100円寿司で食べるのがバカバカしくなるな。

地ぶり 303円 4.0

こちらはレギュラーメニューにはない地ブリです。
以前きときと寿司で寒ブリというスポットメニューが有り、これが神クオリティでした。
今回は時期的にまだ寒ブリの時期ではありませんでしたが、もう十分なほどの脂ののり。

ガンドとフクラギもそうでしたが、もう見ただけで美味いのが分かるんですよね。
もうネタがキラキラ輝いているの。素晴らしく脂ののったブリは東京の高級寿司屋でも食べられるけど、かつ瑞々しい新鮮な身は富山ならではなんだなあ。
これが300円だっていうんだから回らない寿司いらないよ。来月にはもっと旨くなるんだろう。

ブリトロ 410円 3.6

ブリトロはブリの最も脂ののった部分で、たしかに脂ののりは素晴らしいです。
しかし、他の3種類に比べると、瑞々しい新鮮な感じがない感じです。
乾いているとかではなく十分な質なんですが、他の3種が圧倒的すぎるので比べると劣るかな。

のどぐろ能登塩炙り 605円 3.8

ノドグロフェアもやっていたので、ノドグロの炙りを頼んでみました。ノドグロは炙りでしょ。
表面を割とよく炙ってあるので、ノドグロの脂が良い感じに溶けて絶品です。
シンプルな塩味なのでノドグロの旨味が際立ちます。やっぱ炙りじゃないとね。
ブリと並んで外せない富山を代表する味覚です。

真あじ 237円 3.6

せっかく富山のきときと寿司まで来たならブリを心ゆくまで堪能したいところですが、他のネタも全部クオリティは高めです。

足が速く鮮度が重要な光り物も素晴らしいクオリティです。
アジは脂ののりこそ、そこそこでしたが、プリンとハリのある身で、瑞々しく舌触りも最高!
この値段帯としては格別のクオリティでした。

旬さんま 238円 3.6

光り物の中ではサンマが一番すきです。見ただけで脂ののりが最高で美味いのが分かります。
食べてみるとやはり十二分に美味いのですが、イワシが凄すぎて霞んでしまった。
もちろん秋刀魚の刺身の濃い旨味はそこそこあり、これ自体素晴らしいものですよ。

真いわし 195円 4.0

光り物ではサンマ>アジ>イワシという印象で、一番安く一番チープな光り物という印象でしたが、この日は出てきた瞬間オーラが違った!
見た瞬間あれこれサンマよりも美味いのでは?と思ったほど圧倒的な脂ののり。

食べてみてもう驚きですよ。こんな美味いイワシ食べたこと無い!
脅威の脂ののりはもちろん、アジのような身のハリ、サンマ並みの旨さで、別次元の美味さでした。これは今日のハイライトで、以前食べた脅威の寒ブリと並んできときと寿司の中で最高のネタでした。
やっぱ自然のものだから日によってクオリティは違うし、たまに脅威のネタが有るなあ。

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